前回ご紹介したtogether at homeのライブの中でも特に気に入って毎日聴いているの、ショーン・メンデスとカミラ・カべロによる、ルイ・アームストロングの名曲What a wonderful world 。時代の先端をゆく20代前半の世界的人気アーティストである彼らが、キャンドルの炎のもとクラシカルな雰囲気の中で、ショーンの奏でるやわらかなピアノに合わせ、ピッタリ息の合った二人の歌声と素敵なアレンジ、そしてこの名曲の素晴らしさが相まって「ブラボー!」と拍手を贈りたいほどでした。今こそ、この名曲の歌詞が胸に響くと、その後もラジオでオリジナルが流れたり、度々耳にしています。コロナと最前線で戦っている人には申し訳ないけれど、この自宅待機の今こそ、豊かすぎるほどの現在の日本を実感したり、本当に大切なモノ、日々の暮らし、生き方、働き方など、様々なことを、一度立ち止まって見つめ直す良い機会。暮らしも思考も、飾らずシンプルに原点に帰れる時かもしれません。
「この素晴らしき世界」
私には緑の木々が見える、
赤いバラの花々も
私と君のために
咲いているんだ。
そしてひとり思うんだ、
なんて素晴らしい世界だと。
私には青い空が見える、
白い雲も
輝き祝福された日、
暗い神聖な夜。
そしてひとり思うんだ、
なんて素晴らしい世界だと。
虹の色彩、
空にあって何と可愛らしい
行き交う人々の
その顔にもあって
私には友人たちが握手しているのが見える、
「ごきげんいかが?」って言ってるよ
彼らは本当は言ってるんだ
「愛しています」って
私は赤ちゃんたちの泣き声が聞こえる、
彼らの成長を見守ろう
彼らはより多くを学ぶだろう、
私が知るだろうことよりも。
そしてひとり思うんだ、
なんて素晴らしい世界だと。
そうさ、ひとり思うんだ、
なんて素晴らしい世界だと。