知人から白メダカの稚魚をわけていただいたので、喜び勇んで我が家の通称メダカ池をキレイにし放ったのですが…どうやら石の下に大きなヤゴ二匹が住み着いていたようで食べられてしまいました。忠告通り、ガラス鉢にでも入れてお大事にしてあげれば良かったと反省。けれども、メダカの命の犠牲から学ばせてもらったことがありました。コロナ休校中の「生きた理科の授業」。それからは憎たらしかったそのヤゴ二匹の飼育が日課となり、今に至ります。ヤゴはトンボ類の幼虫の総称。この子たちがあの美しいトンボになるのだから摩訶不思議!ヤゴは生き餌しか食べず、日々向かいの田んぼにお邪魔して、金魚すくいならぬ‘オタマジャクシすくい’でエサを確保しています。ヤゴは瞬間的に下唇を伸ばして獲物をとらえるのですが、そのスピードは水中昆虫としてはダントツの早さと恐ろしさ!固唾をのんでその様子を観察しました。何度も脱皮を繰り返し数週間~何年もかかって羽化するものもいるそうで、いつ羽化するのか、それまでちゃんと管理できるのか不安です。写真は脱皮後の自分の殻とのご対面?おそらくギンヤンマではないかと。他にもシオカラトンボらしきヤゴも先日オタマジャクシと一緒に田んぼから連れてきたので、なんとか羽化まで見守りたいと思っています。(だんだんに子より親のが必死になるはどこも一緒でしょうか…)