塩尻は‘ブドウとワインの郷’。山屋の周りにも、ブドウ畑が広がっています。住んでいるとわからないものだけど、「塩尻インターを下りたら、ブドウの香りがした!」とか、ある人は「塩尻の国道はブルゴーニュ地方のよう」と雑誌か何かで表現していました。今は、国道沿いにトラックドライバーが立ち寄れる大きなラーメン屋や、派手なガソリンスタンド、どこの街でも見るチェーン店が増え、いかにも国道らしいけれど、昔は両側にブドウ畑が広がっていたそうです。ブドウを作る後継者が減ってしまったこともあり、昔の景観に戻ることはないけれど、ひとつでも多くのブドウ畑が残り、美しい風景が未来へと受け継がれていきますように。