スイスでは、お昼ご飯が一番のご馳走。朝は自家製パン(パンを焼く金、土曜以外は冷凍しておいたものを解凍)と自家製ジャムと、ヨーグルトとコーヒーでパパッと済ませ、この家は特別手をかけていると思いますが、お昼ご飯は約一時間半かけてご馳走を作ります。たいてい、たっぷりのサラダと主食とお肉と野菜料理、そしてデザートや焼き菓子。お店で頼むと、日本でいうお昼の定食は、15〜20フランぐらいが相場。それにコーヒーやデザートを頼むとしたら、一人2500〜3000円のランチになってしまうので、毎日ありがたくいただいています。料理は私の一番やるべき仕事。95%くらいのスイス料理と5%くらいの日本料理を緊張しつつも楽しみながら作っています。
数日間、調味料とフレッシュハーブでマリネしておいたラム肉のグリル、一番出番の多いふかしイモ、リンゴのコンポート、紫キャベツの蒸し煮、栗のカラメル煮の昼食。
この栗のカラメル煮は冷凍のイタリアムキ栗を使って作るのですが、止まらない!大好物なので、秋冬にココにいる時には必ずリクエストして作らせてもらいます。必ず、紫キャベツとリンゴが欠かせない様です。