しばらく東京に行っていました。東京はもう梅の花や水仙が咲いたり、だいぶ春めいて暖かい日も多かったけれど、信州の春はまだまだ先。家から見えるアルプスの雪景色も美しいけれど、春が待ち遠しいです。
ちょっと見にくいけれど、杉の木に囲まれた写真中央が山屋(我が家の屋号)。夏は最高だけれど、冬は寒い!安い小さな薪ストーブは、おままごとのようで(それでも煮炊きには便利)とても家全体は暖まらず、石油ファンヒーターから離れられません。家の中でも帽子や上着が脱げなかったり、真冬は花瓶の水や野菜、調味料が凍ったり、天気のよい日は外のほうが暖かいから、車で出かけたり。
それでも、私はこういう暮らしが好きです。暖炉の火を見るだけでも心があったまるし、囲炉裏で鍋を囲み、友人を招いておしゃべりする贅沢なひととき。
春への思いを巡らせ、今年は畑で何を作ろうか、とか、小さな夢をたくさん描いたり、忙しくてできなかったお菓子や料理の新しいレシピに挑戦したり・・・ささやかだけれど、やることは果てしがない。寒い時はそれなりの楽しみや、やるべきことが待ってます。