ちょうど三年前の今頃、ファームステイ先のスイスのお母さんが、
肩の手術をする事になり、家事や仕事ができないから手伝いに来て
欲しいとお呼びがかかって、息子と3ヶ月手伝いに行ってきました。
秋になると、毎年あの時の風景や出来事を思い出して、写真を見て
振り返ってみたり、スイスにまた行きたい気持ちは常にあるけれど、
どうも秋だけは、「スイスが恋しい」と言えるくらい、懐かしくて。
なんだかんだで農業研修の後も計6回ほど訪ねていたスイスの家。
すっかりご無沙汰してしまっています。
9月末の素晴らしい秋晴れのVilligen
時々、私自身の恋しい気持ちを紛らわすかのように、ブログに当時
の写真をアップしているのですが、今回も特に印象深い出来事だった
ワイン用のブドウの収穫の写真を幾つかご紹介します。
ポルトガル人労働者のフィリップ。
二日間に渡り、様々な国の外国人労働者10人以上と
シェフで11tのブドウを収穫。
私たちは後組で、みんなのお昼用のサンドイッチを
(アフガニスタン人のナーデルには、ハムではなく
チーズを挟んだりと多国籍だと配慮も必要)
たくさん作ってバスケットに入れて、飲み物と共に
お届け。その後一緒に手伝いました。
これらは全て、契約ワイナリーに持込み自家用ワインに。
家の裏の直売所でも販売しますが、おそらく半分以上家で消費していそう。
私も研修時代から、毎晩のようにお母さんの晩酌に付き合っていました。
美味しい自家用ワインを毎晩飲めるなんて、本当に豊かな暮らし。
あー、またスイスに行きたい!
でも塩尻はブドウとワインの町!
最近はヨーロッパ式にワイン用のブドウを栽培しているところが増え、
アルプスの山々をバックに、スイスの様な景色にめぐり合うこともあるんです。
そんなところも、塩尻が好きな理由のひとつなんです。