山屋の庭の見頃は6月。
やっと、植物たちがひととおり舞台に上がり、
人目を引くバラやクレマチスなどの主役と、アルケミラ・モリスや
ラムズイヤー、オルレアなど、色とりどり、形も様々個性派の脇役
が引き立てる。
かろうじて、春先の最低限の手入れと、たまに雑草を抜くくらいで、
ペレニアルガーデン(宿根草中心のガーデン)は、まだ維持できて
いるけれど、梅雨の雨をたっぷりもらうと、草もますます生い茂り
高温になれば、虫も病気も元気いっぱいに。畑も忙しくなるので、
細やかな管理作業は到底できぬまま、次第に乱れていってしまう。
秘密の花園。
そう名付けたい、大好きなエリア。
ホップが絡む扉の向こうにはフタマタイチゲの小道が広がります。
奥にはラズベリーやスグリのベリーガーデン。
ブラックベリーのアーチも、くぐる度に花や実の様子を観察する
楽しみがあります。今年はどのベリーも沢山実をつけてくれそう。
正面にはエルダー(西洋ニワトコ)の木が待っています。