学生の頃から、料理やお菓子作りが大好きでした。
当時から憧れている、堀井和子さんの本は我が家に何冊もあるのですが、
料理スタイリストである堀井さんの世界が特に好きです。
料理はもちろん、食器やテキスタイル、キッチン用品、さり気なくあしらう
草花…。そのどれもがハイクオリティーなのに、肩ひじ張らず、心地よい世界。
フランス語も英語もできて、旅の話や海外生活のエッセイ、写真、イラスト
と、マルチな方なのに自然体。
そんな堀井さんのもうひとつの肩書きは‘粉料理研究家’
その単語が、私にとっては妙に魅力的で、憧れるのでした。
厳冬期は、しばしば週末の粉料理研究家になっています。
そば粉の山屋流信州ブレッド、そば粉入りパンケーキの他、
氷点下10℃を下回るような夜には、おこたで鍋を囲み自家製水餃子
を茹で上げて、アツアツを頬張るなんてことも。
同じ粉でも、和洋中+αそれぞれの粉料理の文化はとても興味深く、
いくらでも試したくなってしまいます。