ずっと気になっていた‘松本クラフトフェア’。信州に移り住み石窯パンを焼いていた頃は、土日こそ稼ぎ時で、あらゆるイベントと無縁の日々でした。やっと今年、念願叶って見に行くことができました。直売所へ納品するガーデンブーケを作り、納品してからの出陣となったので、着いたころには雨が降り出し、ササっと急ぎ足でひと回り。とても雰囲気のよい‘あがたの森’に作家さんもお客さんも全国から集まる大きなイベントとなったこのクラフトフェアはハンティングの場でもあるようです。厳選された陶磁器、ガラス、皮、木、竹、つる、布、金属・・・様々なクラフト作品が並び、あいにくのお天気といえども大賑わいでした。最近はフリマや掘り出し物探しが多いせいか、さすが作家さんの芸術品はお値段も・・・と目で見て楽しませてもらっていたのですが、ついに最後のほうで、心奪われる出会いが!愛知の作家さんの素朴で美しい焼き物でした。散々迷った末に、わりと良心的なお値段だったので、何を盛っても重宝しそうな小ぶりの器を二つ、今日の記念に(自分に言い聞かせて?)といただいてきました。気に入った器を見ると、ついついそこに盛りつける料理が目に浮かんでしまう。。。今回のは、煮豆とごま和えかなぁ・・・本当のところは、私もこのイベントに参加したかったんです。ただ、今年は気づいた時には、すでに応募締切後で、断念。来年は審査に通るか通らないかは別としても、応募だけはしてみたいと密かに思っています。