畑しごと

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先日やっとジャガイモを植え付け、いろいろ野菜の種を蒔きました。せっかく種まきして不織布をかけておくと、必ずシュピがこの上(まるでシーツみたい。土の上はいやみたいで、クリーピングタイムのじゅうたんの上も大好き)で優雅に日向ぼっこします。更に今年は怪獣が!オモチャの車を乗り回し、畑に乱入したり、三輪車や一輪車を押して、わざとこの上を通り…果たして野菜たちの芽は出てくるのでしょうか。。。ちなみに、我が家の畑は有機肥料。土中に目の粗いザルの筒のようなものを埋め込むタイプのコンポスト(4つあって、順に生ゴミを入れていく。4つ目が満杯になる頃には微生物が頑張ってくれていて、1つ目はほぼ堆肥に。) で作ったフカフカ堆肥や牛フン、馬糞の完熟堆肥、油かす、カキ殻石灰、そして!以前から気になっていたバットグアノ(数千年前から洞窟内に蓄積されているコウモリの糞。植物に必須成分の燐酸の効果に優れ、花や実つき、根張りを良くし野菜を甘くするそう)を今年は使ってみました。元々の
土力が弱く、しまりやすい土なので、まだまだだとは思うけれど、年々良くなっていると思います。畑や庭とは気長にコツコツと付き合わないと。スイスから買ってきた何種類もの種は、まず種袋が捨てられない。日本の種苗会社も見習ってほしいくらい、写真や色彩感覚、デザインが美しいんです。このカラフルラディッシュなんて芸術的!こんなラディッシュの束を誰かにプレゼントできたらいいなぁ、と願いながら種を蒔きました。

くりきんとんの間

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皆が不思議がる山屋の‘くりきんとんの間’の由来は甥っ子に書いてもらった書き初めにあります。雪見障子から光が射し込む床の間が殺風景で、でも中途半端な掛軸も嫌だし、はて何がいいかな…と考えた結果、お習字を習い始めた甥っ子が冬休みに山屋で書き初めをするというので、ついでに何か書いてもらうことにしました。そして閃いたコトバは‘くりきんとん’!時期的にくりきんとんが登場することもありましたが、何より栗には目のない私。(粟と栗を読み間違えて落胆したことが幾度あることやら…)大好物の栗で、文字数も格好がつく、くりきんとんに決まりました。これを書いてくれた小学一年生の甥っ子も、もう五年生!すっかり字も上手になったけれど、私はこのころの力強く味のある字が好きです。「まゆちゃんへ 一年 りんたろう」という気の抜けた小さな字もまたよし。いつまでも飾っておきたい山屋のお宝です。

こどもの日

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連休中、姉と子どもたちがきていました。子どもたちは裸足で畑を走り回ったり、落とし穴を作ったり、庭でバーベキューしたり。都会ではなかなかできないことをして、皆いい顔をしていました。息子もヨダレがでっぱなし。甥っ子が妹とうちの息子を一輪車に乗せて散歩していてビックリしました。息子はマイ一輪車が自在に使いこなせるようになり、一人で「よいしょ、よいしょ」と庭中歩き回っていました。庭の子ども会議では、何を話していたんでしょう…

咲いた咲いた

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チューリップの花が〜と息子が大声で歌ってくれます。5月にやっとチューリップ!信州はやっぱり寒いですね。爽やかなスプリンググリーンと、シックで個性的なブラックバーロットが、庭で咲いているなんて嬉しい!気づかないくらい地味な二年目のグリーンのムスカリもお宝です。そしてクリスマスリース作りで知り合った方からの嬉しい注文があり、直接山屋に花束を買いに来てくださいました。チューリップがちょうど咲いて良かった。ミニブーケもスミレのブーケも、とても喜んでくださいました。

また来年!

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大好きなバイモユリも、また来年までお別れです。どんな地味な花でも、一幕一幕を飾るガーデンの植物たちは、主役になるひとときを精一杯美しく、華やかに見せてくれます。暖かくなり、次々に植物たちは本格始動。あちらこちらで葉が開き、花芽が伸び、目が離せません!直売所のスタッフさんとも顔馴染みの、ガーデン山屋の小さなスタッフはお手伝いに熱心です。