直売所

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シュヴァルツ家の直売所は小さいけれど、内容が充実しています。とれたての野菜はもちろん、自家製のジャム、毎週金曜日と土曜日は薪で焼く石窯パン、自家製ワイン、仕入れた野菜(国外からのものも)やフルーツ、ヨーグルト、産みたて卵、こだわりのドレッシングやパスタ、はちみつ数種類などなど…さっそく収穫したカボチャをひとつひとつ計り、値段つけをし「あなた得意でしょう?」とお店のディスプレイを任されてました。

カボチャの収穫

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直売所用にカボチャの収穫をしました。小さな助手たちも張り切って…重たいカボチャたちを収穫し、ひとつひとつ土を洗い流しました。巨大な装飾用カボチャ、なぜか‘Hokkaido’という名前のついた調理用のオレンジ色のカボチャ、ひょうたんみたいな形の‘ピーナッツカボチャ’、グレーの形も美しいカボチャ、オモチャカボチャなど全部で8種類。それにしても、畑から手押し車で運んでくるのは重かった!

お誕生日のパーティー

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この家にとっての初孫Tim(次女の息子)の八才の誕生日を一緒にお祝いしました。思い起こせば、研修当初はまだ生まれたばかりのティムの子守りも仕事の一貫で、離乳食を作って食べさせたり、ベビーカーに乗せて一時間以上散歩(真冬の氷点下でも!)を頼まれたり、ティムを抱っこして直売所で接客したり…そんなティムも、すっかりお兄さんになり、今では一人で直売所のお店番をしたり、うちの息子を可愛がってくれて助かっています。ティムには二人の可愛い妹がいるけれど、やっぱり弟分がいると嬉しいようで、自分のお宝を見せたり、絵本を読んでくれたり、小さなトラクターに乗せてくれたりと、二人ともすごく楽しそう!

Niderbippの野菜農家にて

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ここはベルン州ニーダービップ。ジュラ山脈のふもとにある田舎町で、空港のあるzurichからも、首都であるBernからも列車で一時間、地図で見るとちょうど真ん中へんにあります。気候も標高も、塩尻とほぼ同じで、ジュラ山脈を眺める景色なんかは、塩尻にいても思い起こすほど似ています。そして私が滞在しているSchwarz家は大規模な野菜農家で、約60haの農地をジャガイモ、玉ねぎ、人参、根セロリ、レタス類、キャベツ、白菜、トマト、ナス、パプリカ、キュウリ、インゲン豆、春たまねぎ、カボチャ、ズッキーニ、などの野菜の他、さくらんぼ、プルーン、ワインようのブドウなどを栽培し、スイスの代表的なスーパーMIGROSとの契約栽培を行ったり、敷地内にある直売所で販売しています。今年は例年に比べても忙しいようで、私たちが 到着(しかも夕方!)した翌朝からさっそくトマトとナスの収穫やらやることだらけで、忙しさにすっかり時差も忘れてしまいました!

第ニの故郷へ

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私が農業研修をしにスイスの農家にやってきたのは、七年前のこと。丸々一年間、大きな野菜農家で、幸い家族同然に受け入れてもらいこれまでの人生で一番充実した一年間を過ごしました。一旦日本に帰った後も、手伝いを頼まれて、すぐに続けて一年弱滞在し、その後も毎年のように安いチケットを探しては、スイスの家族を訪ねて(とはいえ毎回来ればフルに手伝いで、観光や買い物に行くこともなく…それでもスイスにいられるだけで嬉しい!)いました。ここ三年はご無沙汰していて、語学も忘れてきた私に、スイスのお母さんから「今度肩の手術をすることになったんだけど、手伝いに来られない?術後、六週間絶対安静だから、2、3ヶ月来てくれたら嬉しいんだけど… もちろん子供連れて。」と電話をもらいました。遠い日本にいる私をあてにしてもらえるなんて。家族や友人にも背中を押され、私が役に立てるなら、全力で力になりたいと、三ケ月のスイス行きを決意しました。日本の皆様 には色々と甘えさせてもらって、普通なら不可能かもしれないことをこうして実現できることに心から感謝しています。ここでの毎日はとても忙しく、色んなことがありすぎて、とても書ききれないけれど、少しでもスイスの風を感じてもらえたら、と思います。それでは三ケ月のスイス便りをお楽しみに!