こどもたちの夏休み。
今年はあまりの暑さに、夏休みの開放プールもほぼ中止だったり、
日中は出歩くのも過酷な日々でした。長野県の夏休みは一か月弱。
折り返し地点を過ぎ、原村高原朝市もいよいよ最盛期へ突入。
まだまだ、一緒にやりたいこと、やらせたいことはたくさん!
今年もまた新潟の海へ。
日陰のない海。山に囲まれて過ごしていると、とてもこの暑さ
で海に近づくことも出来ず、ギラギラ太陽が大人しくなってから
これ翡翠かな?夕暮れ時から散策。日没後の海辺で石拾い。
もう一カ月前のことになってしまいましたが、
毎年恒例‘山屋餅つき大会’を今年もやりました。
大人7名、子供4名の計11名。
男性陣は薪ストーブに薪をくべながら静かにおしゃべり。
女子供はバタバタ慌ただしく賑やかに!
年末はどこの家も忙しいので、新年落ち着いてからやるのが
最近のスタイル。7歳にして餅つき歴8年目の彼らは、すっかり上手に
なり、腰を入れてペッタンペッタン良い音を連発していました。
お友達ファミリーがおばあちゃんの家から譲り受けた
可愛らしい臼と杵など道具一式を持って来てくれます。
寒い山屋も大勢人が集まり、暖房フル稼働でワイワイ楽しく
過ごしていると、身も心もポッカポカに。
ちぎり餅の鶏団子鍋、きな粉、あんこ、おろしとよりどりみどり。
午後16時頃まで続いたお餅つきに、皆夕飯も要らない程満腹でした。
この一週間は、日本各地を騒がす大寒波到来。
塩尻でも、最低気温-10~12℃、最高気温も氷点下という日が続き、
寒さに震える日々を送っていました。
この冬は、寒すぎて雪も降らないのか、冬休み中も休み明けも雪が
なく、息子は「早く雪で遊びたい」と不満をもらしていましたが、やっと
先週月曜日に待望の雪が降り、子供たち(私も)は大はしゃぎでした。
いつもより早く支度をして、親子で家の前の雪かきをしていたら、
息子が「雪泥棒してきた!」とそれは嬉しそうに、道路の向こう側から
スコップに一杯ずつ、我が家の敷地内に雪をもらってきていました。
「まだ裏の畑にもどっさりあるのに!」と言いながらも、一杯でも多く
雪を持っていたいんだなぁと思ったら、なんだか微笑ましく、つい母も
応援してしまうのでした。
十数年前、スイスの帰りにトランジットで立ち寄ったフィンランドで、
甥っ子(今は彼も高校一年!)のために買った、丈夫なカッパ上下。
息子の元へ舞い戻ってきました。なかなか日本のキッズではない色と
品質。ぜひ、日本でも作ってほしいアイテムです。
ここ2年、1月2日は姪っ子と息子を連れて博物館へ行くのが定番。
今回は、以前ラジオで紹介されて気になっていた、お台場の科学未来館
で開催されている‘MOVE 生き物になれる展’に行こうと決めていました。
予想はしていたけれど、ものすごい人!チケット売り場で40分、入場制限
でやっと入った後も、各体験は40-70分待ち!ヘトヘトでしたが、子供たち
は満足してくれたようでした。
まるでタイムトリップ!
東京出身のはずが、塩尻ライフとギャップがありすぎて。
館長は宇宙飛行士の毛利衛さん。丸一日いても見きれないくらい
充実の展示内容でした。アンドロイドのロボットから、体験型の
展示3Dのプラネタリウムなど。
お正月だからか、外国の方もたくさん来ていました。
次は空いている時にじっくり見て回りたいと、子供たちとも意見が一致。
今回の企画展は、これまでの図鑑の常識を覆す講談社の動く図鑑の世界観
をリアルに体験できるもの。幼児から大人まで、生き物になりきります。
例えば、水上を凄い勢いで走るトカゲの仲間‘バシリスク’になって水面を
走って渡ったり、ペンギンの着ぐるみを着て、大きな古代ザメの口の中に
氷の斜面を腹ばいで滑りこんだり、ホエザルの真似をして、大声で吠えて
家族を守ったり、カエルの求愛のダンスをしたり。
こちらがダンゴ虫体験。保護者(私はカメラマンに専念し、姪っ子に依頼)は
アリの触角をつけて、長いヤリのような棒でダンゴ虫をつっつき、甲羅を着た
子供たちは、急いで丸くなって身を守ります。息子は布製の葉っぱを集め回って
存分に楽しんでいました。後日、冬休みの宿題の絵日記には紙を貼り足すほど、
楽しい思い出になったようです。
先週は一気に寒くなりました。
最低気温は5℃を下回り、霜注意報が。
慌ててフリースやレッグウォーマー、タイツを引っ張り出したり
ストーブをつけたり。夜もお風呂に浸かった後はベットに直行。
そんな数日が続いていました。
つい、数週間前のこんな時間が嘘のよう。
だから、信州の‘いい季節’は存分に楽しんでおかないと!
とある9月の週末ガーデンランチ。
原村朝市など、いい季節は尚更忙しくて、案外家族でゆっくり
庭での食事を楽しむ時間も少ないもの。
息子のナンバー1、スイスの三つ編みパンと、とれたてのトウモロコシ
とチーズを入れたコーンチーズパン、オリーブパン。
冷たいカボチャのポタージュと塩尻産プルーンジャム、それからここ
数年大ヒット中の枝豆ディップ。 枝豆と塩。オリーブオイルのみの
ディップをたっぷりつけて頬張る幸せ。
夏休みの思い出シリーズ①
「2がたの海」(新潟の海)
息子が小学生になってから初めての海。
計画した日から楽しみで楽しみで指折り数えていたこの日。
それなのに楽しみにしすぎたせいか、雨予報。
けれども、もうチャンスはないから行っちゃおう!
そして雨の塩尻を出発。次第に天気は回復、海に着いたら晴れました。
海にばかり目を向けてしまうけれど、足元にもご用心!
遊歩道には、こんな海の生き物シリーズの可愛いタイルが所々に。
雨予報の平日だったせいか、すっかりプライベートビーチを満喫。
海水浴じゃなくても、波打ち際や岩場で遊んでいるだけで大満足。
親子で貝やら流木やら、拾いだしたら止まらない!
お目当ての沢ガニさんにも会えました。
飛び立つ前の哀愁漂うゴマダラカミキリにも。
海の幸でパワーチャージ
「海は広いな大きいな♪」の合唱
夏休みの宿題のひとつ「3日分の作文」に、この日の事を書いた息子。
‘新潟の海’という響きが気に入ったのかな。
なんだか可愛くて訂正するのも気が咎めた「2がたの海」の連発。
また来年も行かなくては!2がたの海へ。