戻り梅雨

最速で最短の梅雨明けとニュースで騒がれていたのも束の間。
台風の影響で全国的に警戒レベルの大雨、長雨となっています。
塩尻市も大雨・洪水警報。一部の地域では避難準備が始まりました。
土砂崩れや河川の氾濫による被害はもちろん、農作物への被害も深刻
になりそうで心配です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

せっかく採れ始めていた我が家のラズベリーも、この長雨で残念なことに。
週明けの猛暑が待ち遠しいここ数日。災害による悲しい事故が起こりませんように。

6月の庭 続編

6月らしい爽やかで清々しいホワイトガーデン


グリーンを邪魔しない白い花が好きです。

日に日にうっそうと茂ってくる庭の緑に負けないように頑張ろう。
そんな風に思いながら過ごす毎日です。

*お知らせ*
7/1(日)は松本の中心部、信毎メディアガーデンにて、月に一度のマルシェです。
朝の摘みたてガーデンブーケの他、寄せ植えやリース、小物などを販売します。

また、今週末もミチシタカフェさんにブーケをお届けする予定です。

 

6月の庭

一年のうちで最も美しい6月の庭。
忙しくてブログにアップもできないまま、6月も終わろうとしています。

年々大きく育っているギンドロ(銀葉ポプラ)のシルバーリーフの
おかげで、全体がソフトな印象に。バックは農家さんの畑。それがまた
借景として奥行きをもたらしてくれています。

なぜか、宿根草のジギタリスがなかなか年を越してくれない山屋の庭。
今年は無事に冬を乗り越え、甘いアプリコット色の花が咲きました。
イングリッシュガーデンには不可欠なジギタリス。フォックスグローブ
(キツネの手袋)という英名。個性的な草姿が目をひきます。

Elder エルダー

今年もエルダフラワーがたくさん咲きました。
西洋ニワトコ。欧米では昔から馴染み深い植物です。
スイスの研修時代に教わった、シロップを作って保存したり、花や実を
ブーケに入れたり大活躍。だから、ほとんど剪定はせず、小ぶりの花が
たくさんつくように自然に育てています。

エルダーフラワーで作るシロップは、喉にもよく、マスカットの様な
爽やかな香り。冷たい水で割ったり、炭酸水で割ったりして飲みます。
ここ数年、毎年東京のレストランからのオーダーも受けていますが、
そちらではカクテルに使うそうで、毎年心待ちにしてくださっています。

Michishita Cafe 

先月末から、山屋のブーケをおかせていただいている、
松本市神田の素敵なカフェMichishita Cafeさん
本日も摘みたてのガーデンブーケをお届けします。
数日間、夏日が続いたり蒸し暑かったりしていたので、昨日の雨と
肌寒いくらいの気温に、瑞々しく元気いっぱいの草花たちです。
切り花用にひとつの品種をたくさん栽培しているわけではないので、
ひと束ごとに入っている花が違うのも魅力の一つです。
お気に入りのブーケに出合ったなら、チャンスをお見逃しなく!

それから、やみつきになる天然酵母のベーグルは、毎回売り切れ
になるほど人気ですので、お早めにどうぞ

*明日第三日曜日。
松本市大手 LABORATORIOさんでのマルシェです。
11:00-15:00頃まで。こちらにも摘みたてブーケの他、
寄せ植えやリース、小物を販売いたします。
お天気良さそうですが、暑くなりそうです。

ガーデンローズの季節⑤




蕾を繊毛が苔のように覆うモスローズの仲間のオールドローズ。
1969年より以前からある歴史あるバラで、マリー・アントワネットの
肖像画にも登場しているとか。
「100枚の花びらがある」と言われるほど花弁の数が多く、日本の気候
では、ちょうど開花期に梅雨の雨に当たってしまい、蕾のまま内部が
腐ってしまうことがあるので、キレイに咲く花は貴重。
香りも強く、存在感のあるバラです。

ガーデンローズの季節④

山屋のガーデンブーケには、10種類程度の草花が入っています。
欠かせないのは色や形の異なるグリーン。
より一層花の魅力を引き立て、表情豊かなブーケに仕上がります。
右は個性的な白バラ‘マダム・アルディー’

アットホームなガーデンウェディングで、
6月の花嫁がさり気なく持っていたら似合いそうなブーケ。
グリーンもなく、ただシンプルに摘んで束ねただけですが、
こんな6種のガーデンローズブーケはどんな高価な市販のバラ
にも出せない雰囲気です。


ガーデンローズの季節③

サーモンピンクのロゼット咲き、小型のつるバラ‘コレッタ’

「青い麦」などで有名で、奔放な恋愛で男女を愛したフランスの女性小説家
シドニー=ガブリエル・コレットにちなんで名付けられフランス生まれの
小型のつるバラ。オードリー・ヘップバーンを見出した逸話があるそう。

 

ガーデンローズの季節②

6月6日。関東甲信越地方の梅雨入り宣言。
なんだか早く感じましたが、平年より2日、昨年より1日早いだけだそうです。
植物の成長や、定植、株分け後の活着にとっても大切な恵みの雨ですが、
繁茂している場所や群れに弱いものについては注意が必要な季節です。

ガーデンの入口アーチの、スプレー咲きのつるバラ‘スノーグース’
アプリコット色の蕾が開き、咲ききる頃には白く変化する変化が面白い。
名前も容姿も、可愛らしい大好きなバラです。