我が家の庭のトップバッターであるsnow drop。今年は1月にはひっそりと咲いていました。
それから二ケ月。寒かったり暖かったりする日々を、こんなに健気に咲き続けています。
ロシアの童話劇‘森は生きている’の中でも春の象徴の花として登場。主人公の少女は継母からの無理な言いつけで、大晦日に咲いているはずのないスノードロップの花を摘んでくるよう言われ、森の中で出会った12月の精に助けられ、少女が幸運をつかむ、というお話のようです。また、2月2日のキリストの聖燭祭(聖母お潔めの祝日)には祭壇に撒かれ、純潔の象徴とされたとか。いろいろと言い伝えの多い植物です。この名前も直訳の「雪の雫」かと思えば、ドロップは‘イヤードロップ’耳飾りからきているそう。
何もしてあげていないのに、年々少しづつ株が大きくなり、小さいながらも花数が増えていることに感激しました。雪がお似合いだけれど、雨の雫も、耳飾りを輝かせていました。