農業研修をしているときに、ナスの収穫〜出荷調整を任されていました。一人が責任もって行ったほうが、大きさなど安定するし、効率がいいということもあって。その頃、いつも冗談半分シェフに‘Aubergine Frau 直訳するとナス女?’と呼ばれていました。今年はミグロへの出荷もなく、直売所用に20株ほど植わっているだけですが、いまだに名残りがあるのか、収穫を頼まれます。スイスでナスはあまりポピュラーな野菜ではなく、食べるようになったのはわりと最近のようで、種類も一種類。日本のナスの五倍くらいありそうな大きなナスです。シュヴァルツ家ではたまにしかたべませんが、主には油をたっぷり使ってトマトソースやムサカと呼ばれるギリシャ料理などで食べます。毎日とれたての野菜がたっぷり食べられて幸せです。