Auf wiedersehen 旅立ちの日

いよいよあと数時間後にはシュヴァルツ家の皆様、ニーダービップともお別れです。長いようなあっという間だったような…やはり後半はクリスマスに向けての準備など楽しい仕事が多かったせいか、急ぎ足で時が過ぎてゆきました。早く帰りたいと思ったことも何度もあったけれど、こうしてみると、名残惜しい。特に皆が、わざわざお別れの挨拶をするためだけに訪ねて来てくれたり、プレゼントを持って来てくれたり…「よい旅を」「次はいつ来るの?」「素敵な時間を本当にありがとう」一言一言が胸にしみ、涙を浮かべて抱きしめてくれたソニアやダニエルママにつられて目頭が熱くなりました。特にラーヘルの子供たち(ロミーが一番)名残惜しいようで、何度も何度も握手したり、言葉をかけてくれて、子供達の素直な気持ちが痛いくらいに伝わって来ました。
次はいつ会えるかわからないけれど、再会を約束して、三ヶ月のスイスライフにピリオドを打とうとしています。現在午前3時近く。やっと山のような荷物をスーツケースに詰め込み終わったところです。日本へは12時間の空の旅です。飛行機に乗ってる時の旅気分もまたよし。わんぱく小僧がいい子にしててくれることを願って…もしかしたら、明日はスイスの初雪が見られるかもしれないそう。そして、明日はサンタ・ニコラウスの日。旅立ちの日が初雪だったら、それも素敵な思い出になるでしょうね。

ソニアの旦那さんが届けてくれた、名前とお別れの言葉入りレブクーヘン(スパイスのきいた焼き菓子)

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夕方、サヨナラしたのに夜にもう一度来てくれたラーヘルのファミリー

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7度目のニーダービップ。いつ来ても変わらないこの地は、私の第二の故郷です。

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