今年も、年に一度の一大イベントのひとつ「味噌づくり」をしました!
一昨年から味噌づくりの会に入れてもらったおかげで、ほぼ毎日美味しい
自家製味噌のお味噌汁を食べています。それはとてもシアワセなこと。
隣の地区の設備が整った加工施設を借りて幅広い年齢層の10-20名が集まり、
皆で協力し合って働く。豚汁とおにぎり、持ち寄りのおかずでお昼を食べ、
一日がかりの大仕事で、終わるとクタクタだけど、楽しいイベントです。
信州=信州味噌。
長野県では、自家製味噌を作る家庭が多いのかもしれません。
お醤油まで自家製というお家もあるほど。
それでも20代〜30代で自家製味噌を作っている人は、希少だと思うので、
こういった貴重な経験を、絶やさず後の世代にもつなげていかなくては!
まず前日に、大豆を5kgずつ計ってよく洗って水に浸します。
5kgの大豆から18kgぐらいの味噌が出来上がります。
当日、年代物の巨大圧力釜(満タンで30kg)に入れ、蒸しあげます。
その間に、麹をパラパラにほぐしておきます。
おじちゃん、おばちゃんと混ざっていつの間にか息子も!
以前は麹づくりから自分たちでやっていたそうですが、
全行程で三日かかってしまい大変なので、ここ数年は
参加者の一人が作った無農薬のハゼ掛け米を醸造元に
頼んで、上等の麹を使うことがができています。
蒸しあがった大豆はいい香り!
ふんわり柔らかくて絶品なので、ひとつかみずつお持ち帰りに。
この丸い網カゴが六つ(5kg入る)入ります。
我が家の分は塩尻産青大豆もミックス。ついついつまみ食い!
ご機嫌とるのが大変なのですが、電動でいい仕事してくれます。
巨大モンブランみたい。
潰した大豆が冷めたら、塩と麹、豆の煮汁(アメと呼ぶ)を入れて攪拌機に
よく混ざって粘りが出たらOK。各々の容器に入れて持ち帰ります。
いつもホーローの蓋つき容器に入れてましたが、今年は木の樽を
入手したので、例年の二倍の10kgの豆で初挑戦。
大変な仕事も皆でやれば、楽しくできてしまう。
美味しいお昼やお茶の時間、笑顔とおしゃべりと。
こういう機会にご一緒できて、本当に嬉しいです。
誘ってくれた友人と迎えてくれた皆さんにに心から感謝!
我が家の自慢の塩尻産大豆とお米の2014山屋味噌。
秋になったら美味しく食べられます。
それまで楽しみに待っています。