‘雪の下にんじん’や‘雪の下キャベツ’は有名ですが、‘雪の下ホウレンソウ’は
聞いたことがありませんよね?
秋に蒔いた寒締めホウレンソウが、年内にはまだ小さくて、必要な時にだけ
収穫していたのですが、雪のお布団をかぶって更にグッと甘くなっている
ホウレンソウを放っておくわけにはいかない!というわけで…
雪降る中、この辺りかなぁ、と雪をかいてみると出てきました。
手で雪を払っても葉が折れてしまう程繊細で頼りない反面、甘みは抜群!
さっそく朝のお味噌汁に入れるととろける甘さで、寒い雪の朝の元気を
もらってポパイ気分。(ちなみに我が家の愛犬シュピはSPINAT。ドイツ語
でホウレンソウの意味。シュピのお父さんがポパイ、お母さんがオリーブ)
スイスではホウレンソウを日本の様に株ごと収穫せず、大きな葉っぱ一枚
一枚収穫します。(よく私は頼まれましたが、時間がかかり大変!)
今回も根っこが凍りついていて地上部しかとることが出来ず、スイスを
思い出しましたが、調理する時はサッと洗えばいいだけなので手軽です。
‘雪の下ホウレンソウ’なんて市場に出回っていないだろうと調べてみたら
山形でネット販売しているところがありました。今はネットなら本当に
何でも買える時代ですもんね。さすがに、葉折れやばらつきについては
注意書きがありました。
雪のない真冬のガーデンは寂しいけれど、
雪が降っただけで絵になります。