ダッチェス オブ エジンバラ

毎年、バラよりほんのひと足先に咲くクレマチス。
このダッチェス オブ エジンバラはイギリスで誕生し、125年も前から栽培
されているそうで、八重咲きクレマチスの代表格とも言えます。
名前にあるように、「エジンバラ(スコットランド)家の后妃」という意味。
緑から白に変化する巨大な花弁が、幾重にも重なって咲きます。

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クレマチスは、バラ同様にいくつもの系統に分類され、数多くの品種が
生み出されています。色々調べているうちに、昔習ったのを思い出しましたが、
英国ではツルバラをKing、クレマチスをQueenと呼ぶほど相性がよく、ツルバラ
やクレマチスがアーチや壁に絡み咲き誇る光景は、初夏のイングリッシュガーデン
代表する何とも美しい光景です。

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クレマチスの英名はTraveller’s joy。その昔、旅人が快適に宿泊できる事を
願ってクレマチスを宿の玄関先に植えたいう風習があったそうです。

またクレマチスの属名は、Clematisです。「蔓性植物の女王」という異名を
持っており、ギリシャ語で蔓(つる)を意味する「Klema」が由来だそうです。

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学生時代には「プラントカード」といって、毎週紹介される植物について、
学名・和名・英名・科名・夏期・草丈・花色・特徴・名前の由来・用途など
と花の絵を描く授業がありました。
本当に植物の世界は奥深く、だからこそ面白いんです。

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