八ヶ岳の麓、知人がお勤めされているバラ園に行ってきました。
最後の力を振り絞っているかのような力強く儚いバラたち。
まるで折り紙で作ったみたいな、鮮やかなツートンカラー
塩尻に暮らしてから、厳しい冬を乗り越えたのちの喜びに溢れた
‘春’もいいなと思いますが、やっぱり私にとっての秋は別格。
秋の色、空気、恵みに毎年すっかり魅了されてしまいます。
寒い冬が訪れる前の、最後の晩餐みたいな美しく輝く草や木々。
りんごや柿、花梨の実。どれも愛おしい秋の宝物。
ススキの穂をお箸に見立て、「もやし食べてるの!」と息子。
赤く燃える山を眺めながら、帰りの車では‘真っ赤な秋’の大合唱でした。