Kabis

Kabisキャベツの出荷調整作業に日々追われています。
実は、クリスマス休暇三日間以外、12/31から元日を含めた三が日も、
今週も休みなく働いています。というのも、ポーランドなどの外国人労働者も
この時期は休暇をとり国に帰るので人手不足でということもあって、私に声が
かかったという訳です。
昨年6haほどキャベツを作ったそうで、畑で直接鉄コンテナに収穫(近年は愛知県
などでもやっています)し、巨大冷蔵倉庫にフォークリフトで6つほど重ね、大量
にストックしてあるのですが、もう半分は30kg入りネットで販売したそう。
私が研修生の頃から、スイスで一般的に栽培されている固くて小ぶりのキャベツ
ではなく、定植から収穫までの時期が短い上に、重さはしっかりあって、尚且つ
柔らかくて甘い、トルコキャベツ?に目をつけたシェフ。ユーゴスラビア人など
外国人が口コミで買い求めに来るようになり、3時間かけてイタリア語圏から、
まとめ買いする人、個人客でも30kgネットを2,3買う人(樽で丸ごと酢漬けにして、
一年中食べるそう)、仲卸人…とにかくキャベツの時期は販売だけでもヘトヘトに
なるほど大忙しでした。今回はその波は過ぎたところでしたが、カット野菜工場
向けの大口注文が続き、毎週巨大プラスチックコンテナやバロックで、5t、7tと
言った具合に注文が入ってきています。かろうじて4日にポーランド人労働者が
一人帰ってきたのが救い。日本じゃ、鉄コンテナごと捨てられてしまいそうな、
外葉が腐っているもの、カビているものも、シェフが発明した機械によって、楽
に外葉が花びらのように向けて、キレイなキャベツになってゆくのは感動的!
山に囲まれた小さな国スイスでは、国産の野菜にもこだわりが強いんです。

言葉で説明するには難しいので、ポーランド人マレックにモデルになってもらい
動画を撮影してみました。動画をのせるのは初めてなので、うまくいくかどうか。
二人並んで作業し、キャベツがある程度たまったら、切り口をキレイに切り直し、
コンテナにいれて行きます。
このキャベツたち、平均2.5-3kgはあり、時には4kgなんていうのも。
延々と2,3時間続くので、毎日かなりの筋トレになっていて筋肉痛ですが、楽しい!

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