一番好きな花は?と聞かれたら、迷わず答えるのが‘バイモユリ’。
ユリ科バイモ属(黒百合などフリチライアの仲間)の半蔓性多年草で
中国原産で300年前に日本に渡来したとされる貝母百合(バイモユリ)は、
咳止め等漢方にも使用されます。
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一輪でも絵になる凛とした美しさや、どこか儚い可憐さを併せ持つ、
とても魅力的な花です。元は茶花として扱われていましたが現在では
早春にお花屋さんで見かけることも増え、洋風のブーケやアレンジ、
鉢植えでも出回っており、重宝されています。
若い頃から、地味なこの花が一番好きだなんて、変わり者でしょうか。
色合いといい、クルンと丸まった葉先、何から何までが好み。
大好きな花が群生する庭を見た時、この家に住む運命だったと思ったほど。
別名アミガサユリ。うつむき加減の花の内側は黒紫色の網目状の斑紋があり
編笠百合と呼ばれています。ルイ・ヴィトンの市松模様みたいで不思議。
また、鱗茎が二枚相対しているの貝のような鱗片は、一枚が包み込むような
形をしていることから、貝母百合と名付けられたようです。
水仙との相性も抜群。
山屋の春の役者たちに元気をもらって、長距離走の始まりです!