雪のリンゴ畑を抜けて

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思い立って、安曇野の祖父母のお墓参りに行ってきました。とはいえ、整備されてないお墓は10センチほどの雪に覆われ、せっかく飾っても凍ってしまうので、お花は諦め、ただお線香だけあげてきました。
今朝の山屋は(外気温マイナス10℃くらい)キッチンにある、台拭きや食器洗い用スポンジがパリパリに凍り、昨夜から浸水させておいたお豆の水や花瓶の水に2、3ミリの氷が張り、サーモスタットが作動してるにも関わらず、洗面所や洗濯機の水道が凍り、一時的に使えない…と散々でしたが、この寒さに尻込みせず外出したおかげで、またまた感激する景色にたくさん出会うことができました。安曇野はいつ行っても景観の美しさに心が動きますが、雪景色はまた格別。お化けのような独特のリンゴの木の樹形が雪によって引き立てられ、葉も何もついてないのに、不思議な生命力を感じます。春に咲く満開の花や、たわわに実る赤いリンゴを想像しながら、パノラマに広がる雪の山々を眺めながら、リンゴ畑を抜けての小さな旅。祖父母には「また雪が溶けたら会いに来るからね」と約束してきました。

白の世界

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このところ、よく雪が降ります。除雪してない場所は歩くとズブズブと足が埋もれてしまうので、足の短いシュピは埋もれないように、まるで野うさぎのようにピョンピョン雪の中を跳び跳ねています。
白い雪のキャンバスには、夕焼けの山が映え(携帯写真ではあまりキレイに撮れませんでしたが…)その美しさに足を止めました。
雪をかぶった風景は、見苦しいものや今一つ絵にならないものを覆い隠してくれ、いつもよりもずっと美しい。‘雪化粧’とはよく言ったもんだなぁ、と感じるこの頃です。
寒くても、雪かき作業があっても、運転中怖いめにあっても、冬には雪の降る地域に住んでいたいという気持ちは揺るぎません。