五月はじめの手みやげ

五月のはじめ、伊那の山の上のレストラン‘プチマルシェ’さんに行って来ました。
昨年からガーデンをいじらせてもらっていて、厳しい冬を乗り越えた植物たちの
経過観察のために、駆け足で寄らせてもらいました。
中には枯れてしまったものや、まだ何とも判断できないものもありましたが、
だいぶガーデンらしくなっていて、知らないうちに自分の植えた植物が育ち、それが
形になっていくことの喜びや楽しさを感じました。
標高1000mの山の上。決して条件がいいとはいえない環境(ヤギに食べられたり!)
ではあるけれど、庭づくりを通してプチマルシェの素敵なご夫婦とお話する機会が
増えたり、ヨーロッパの山小屋レストランを思わせる憧れのお店に出入りできる事が
嬉しくて。

今回の手みやげは

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我が家のグリーンアスパラ&ホワイト?アスパラ、コゴミ、ホウレンソウ。
ガーデンブーケはチューリップ、ライラック、水仙、クリスマスローズ、ムスカリなど。
山屋にしては強い色味でしたが、プチマルシェさんに似合っていました。

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さすがはシェフ!
さっそくアスパラをオーブン焼きにしてくれました。

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到着した時にお留守で不思議がっていたら、みんなで山菜とりに出掛けていたそう。
その山菜たちと我が家のコゴミ、キノコ、ミニトマトケイパー、チーズのフリンジ。
濃厚チーズにケイパーの酸味がほどよく、山菜の風味も最高!
数少ないタラの芽が入ってたら「当たり!」

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Kirche 教会

古い教会が好きです。
日本でも国外でも、好みの教会にはつい足を踏み入れたくなります。

「神田カトリック教会」

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先日のワークショップのあとに、都会にひっそりと佇むこんな教会に
出合えました。どんなに素晴らしい現代の建築物を見ても、ここまで
感激し、興奮することはありません。残っていることに感謝。

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今回は残念ながら門の外から眺めるだけでしたが、いつか入ってみたい。
教会の中の空気、光、讃美歌…それらを感じ、心静かな時間を持つこと。
学生時代にはそれが日課でした。
今は日常の中で、なかなかそういった時間を持つことはなくなってしまった
けれど、あれこれ考えずに「心静かな時間を持つこと」は必要なんですよね。
今の私の場合、植物と向き合っている時が最もそれに近い気がしています。

小さなキッチンガーデンづくり × ESPACE BIBLIO

連休後半初日に、東京・神田のブックカフェ‘エスパス・ビブリオ’さんでの
「小さなキッチンガーデンづくり」がありました。
東京は27℃の夏日。道ゆく人や子供たちは半袖・短パン姿も多く、午後の
テラスでのワークショップが心配でしたが、素敵なガーデンシェードの下、
静かな緑に囲まれたウッドテラスで居心地のよい空間でした。

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参加されたお客様からも「とてもココがお茶の水とは思えない!」との声。
エスパスさんへは階段を降りて入るのですが、建物が斜面に建っているため、
テラスに出ると、下には明治大学キャンパスと芭蕉の木、隣には竹やぶ…と
不思議な感じ。まるで郊外にでも来ているかのような、爽やかさがありました。

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オリーブの木やハーブ、ガーデンオブジェがヨーロッパのよう。

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今回使用した材料は、
ガーデンレタス、紫キャベツ、絹さやえんどう、
パセリ、タイム、チャイブ、ジャーマンカモミール。
随時収穫できると楽しいのでは、とついつい盛りだくさんに!

次回は7/12(土)の予定です。詳細が決まり次第お知らせします。

恵みの雨

まとまった雨がなく乾ききっていた畑に、先日恵みの雨が降りました。
まだ雑草があまりない畑の耕したばかりの土も黒々としてキレイ。
庭の植物たちは嬉しそうに葉を広げ一気にひとまわり大きくなりました。

レタス類、キャベツ、スティックセニョール(茎も食べる、分岐するブロッコリー)、
絹さや、松本一本ネギを植え、サラダに使える色とりどりの野菜10種類ほどの種を
蒔きジャガイモを植え付けました。よく行く直売所では、年々フランス系の種イモ
の種類が増えています。スイス料理を作る時にはフランス系ジャガイモがピッタリ。
今年のニューフェイスは「サッシー」「ジョアンナ」で、食べてみるのが楽しみ!
皮が紫色のジャガキッズパープル、皮が赤くて中は黄色いタワラヨーデルは色鮮やか
で美味、赤くて長細いフランス生まれのシェリーは貯蔵性が良くオーブン料理などに
向く優等生でレギュラーメンバー。スイスのCharlotteも毎年増やし続けています。

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大きめのラベルを差しておいてもはじめのうちは明確なのですが、息子に抜かれたり、
葉っぱが茂って収穫する頃にはわからなくなっていたりするので、今年は焚き付け用
にいただいた薄い板を割って大きなラベルを差しておきました。
さあ、野ネズミにどれだけ食べられずに収穫できるでしょうか。。。

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我が家の小さなホワイトアスパラがとれました。
ちょっと頭が日に当たって色づいてしまったけど、甘くて柔らかくて、
畑仕事の合間に、お菓子みたいに生でポリポリとかじっています。