フタマタイチゲ

先週から、爽やかで愛らしいフタマタイチゲが咲いています。
いい具合に葉っぱがついているので、摘んで束ねるだけで素敵なブーケに。

Anemone dichotoma キンポウゲ科 イチリンソウ属
北海道の湿った原野などに群生する。
直立する茎は二又に分かれ、分岐点から花柄を伸ばし白い可憐な花を咲かせる。
葉は3深裂し対生。花言葉は‘繊細’

山屋のガーデンブーケ

先週から松本市神田のミチシタカフェさんにて、
garden山屋のガーデンブーケをおいていただいています。
お知らせが遅くなってしまいましたが、先週からスタート。
今のところ毎週末8束ほどお届けする予定ですのでお楽しみに!

ここのところ暑い日が続いており、山屋の庭ではバラが咲き始めました。
今週のブーケには、白い清楚な棘なしバラ‘アイスバーグ’もちらほら入ってます。
その他、ひとつのブーケに10種類ほどの花とグリーン、ハーブを組み合わせて、
山屋テイストのブーケが出来る季節になったことが嬉しい。

今週末は、毎年大盛況の松本クラフトフェア。
暑くなりそうですが、お天気は◎予報でホッとしました。
メイン会場のあがたの森以外でも、年々あちこちで様々なイベントが組まれて
います。緑ゆたかな城下町、大勢の人でにぎわう松本へぜひおでかけください。

こどもの日

この春は暴風デーが多いこともあり、大きな我が家の鯉を泳がせて
あげられたのは、やっと5月5日!
長野県は、ひな祭りや端午の節句を月遅れで祝うところも多いので、
何とかこどもの日に間に合ったのを良しとして。

息子は鯉が風に泳ぐと大興奮。この日のことを連休中の宿題の日記に
「まるで空の池を泳いでいるようでした」と書いていました。

大好きなパン屋さんのパンと、持参したサラダとカフェで
鳥の美しい囀りを聞きながら。木漏れ日の中でのランチ。
その後は、山の上の川に行ったり、庭に張ったテントの中で
遊んだりと、特別なことはなくても充実したこどもの日でした。

信毎メディアガーデンマルシェ

5/6に松本中心地の信毎メディアガーデンで開かれた第一回目のマルシェの様子。


オープンしたてのガラス張りのモダンな建物。
そこへ出入りする人々は常にひっきりなし!


黄色い特注テントの下で開かれた新天地でのLABORATORIOマルシェ。
夏日の連休最終日。中心地だけあって人の流れもいつもとは違いました。

5/20(日)通常通りのLABORATORIOマルシェ 11:00-15:00頃まで
6/3(日)信毎メディアガーデンマルシェ10:00-14:00頃
季節の寄せ植え、ガーデンブーケ、リース他販売しております。ぜひお越しください

お天気

この春は、雪解けも早く暖か。あっという間に桜も咲き、慌ただしく季節が
過ぎようとしているかのように思えました。4月中に夏日になることさえ。
しかし、ここへきて雨が続いたり、霜注意報がでるほどに冷え込んだり、
はたまた夏日が続いたりと、お天気に振り回される日々です。

せっかくの日曜日。雨風が激しく午前中で庭仕事も打ち切り。
植物たちは雨に濡れて潤い、刻一刻と緑を増しています。
毎年のことながら、植物の成長スピードに作業が追いつけません。
思っているよりもずっと長く楽しませてくれるチューリップも、
いよいよ終わり。バラの蕾がはっきりしてきました。

信毎メディアガーデンマルシェ

5/6(日)10:00-14:00頃
先日ニューオープンした松本中心部の信毎メディアガーデンにて
初のマルシェ開催予定で、garden山屋も出店します。

信毎とは、長野県内を中心に発行されている信濃毎日新聞のこと。
今回、新たな松本本社として、個性豊かな11店舗のショップや
コミュニティーゾーンなどの複合施設として生まれ変わりました。

コンセプトは“新しい文化と出合う居心地の良い空間”
LABORATORIOさんも、一階にキッチン用品などのショップと
二階に井藤さんの手がける家具やボックスなど木工作品のショップ
2店舗をニューオープン!

初めての会場でのマルシェ、どんな感じになるか想像げつかず
お客様にもご迷惑かけることがあるかもしれませんが、連休の
最終日、お天気も良さそうなので、ぜひ足をお運びください!

写真は前回4/15のラボラトリオマルシェの様子。
今後も、第1日曜:信毎メディアガーデンマルシェ
第3日曜:LABORATORIOマルシェ 引き続き出店予定です。
学校行事などと重なってしまうとお休みしますので、ご了承ください。

山屋の春の花たち ①

山屋の春の花たちが次々に咲いてきました。
少しずつご紹介します。
まずは、元から庭に群生していた‘貝母百合バイモユリ’
昔から、私の一番好きな花であることに変わりはありません。

続いてクリスマスローズ(レンテンローズ)
八重咲きタイプ。

発送用に摘んだ花たち。
水仙各種、バイモユリ他

*お知らせ*

5/6(日) 松本に今週末新しくオープンする‘信毎メディアガーデン’にて。
初のマルシェ開催予定です。時間等詳細はまた後日お知らせします。
5/12(土) 翌日は母の日!午後から山屋にて母の日アレンジメントの教室開きます。
こちらも詳細決まり次第お知らせいたします。
5/20(日) 松本LABORATORIOマルシェ 11:00-15:00頃

Garden & Garden 4月号

ガーデンガーデン最新号が先日発売されました。
今回のテーマは、山屋の肩ひじ張らない庭づくりについて。
この庭の約十年をいざ文章にしてみると、とてもまとまりきらず
改めて、文章を書くこと、伝えることへの難しさを痛感しました。

 

庭のライラックが満開で、表紙の写真とよくお似合いだったので、
夕方の光で一枚。今日は最高気温28℃の夏日。やっと少し庭仕事
の時間がとれたので、冬の間惨めにほったらかしてしまった植物
たちに触れ、ちょっとだけ庭がさっぱり綺麗になりました。
やりたいことはいつもキリがないけれど、良い汗をかき、さっぱり
した気持ち。今シーズン初の庭でのランチの美味しかったこと!
もう、目まぐるしい植物たちの成長スピードに負けていられません。

山屋の山菜たち

山屋の庭では、こごみ、タラの芽が採れています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

例年、水仙が満開になり、バイモユリが咲く頃に草むらの中から
こごみがでてくるのですが、必ずと言っていいほど、霜にやられて
黒くやわらかくなってしまいます。でも今年は優秀。毎日のように
ザルに収穫!水仙やバイモ、草の中をかき分けて小さなこごみの芽
をみつける山屋の収穫作業は至難の業ですが宝探しのようで楽しい。
タラの芽も、いつもは連休の初め頃に採っていた記憶がありますが、
今年は早くも続々と芽を吹いています。友人から筍も届いたので、
春の味覚盛りだくさんの天ぷらにして味わいました。

山の神自然園

先日、水芭蕉の写真をのせたところ嬉しいコメントがあったので、
塩尻の早春の山野草たちもう少しご紹介します。

まずは、絶滅危惧種のセツブンソウ。
もう見頃は過ぎ、かろうじて咲いていた数輪を撮影しました。
透き通るような白い花びらに見えるのは萼片で、花弁の黄色と紫が
個性的。いかにもキンポウゲ科らしい可愛らしい姿をしています。

続いて、キバナノアマナ。
日当たりのよい草地に生える、ユリ科の多年草。
雨の日には花びらが開かないそうです。

こちらはアズマイチゲ。
落葉樹林の下や草原に生えるキンポウゲ科の多年草。
早春に最も早く咲く花のひとつで、芽を出して、地上から
姿を消すまで、わずか2ケ月程度の短い命であるそう。

幼い頃から、華やかな園芸種の花より山野草が好きでした。
人間の理想や欲を追及して作りだす、育種の技術ももちろん
すごいことですが、人の手が加わってない植物たちの純粋な
美しさには、敵わないような気がします。