我が家の息子には、わりと早いうちから大人同様の食器と食べ物を食べさせています。外出先ではプラスチックも使いますが、チビちゃんだからと落としても割れないプラスチックの食器ばかりでは、まず味気ないし、陶器やガラスは大切に扱わなければいけないことをなかなか覚えないような気もします。友人からプレゼントされた陶器の可愛いマグは毎食愛用していますが、約一年無傷。他のものにしても割られたものは今のところありません。誰かも言っていたけれど‘本物’を教えてあげることは大切なんだと思います。それに、本人も大人同様の食器にしたり、いつもと違う器にしたり、彩りよくきれいに盛り付けたりすると、嬉しそうに、張り切って食べます。いくら小さくても、心を込めて一人前に扱ってあげれば、そういう心はちゃんと伝わるんですね。
こたつでのランチには、食べやすい磯辺細巻き、山屋の春の香りを閉じ込めておいたフキ味噌の焼きおにぎりとムシパン、おやつにはストーブであぶった頂き物のホシイモ。
どれもまるで高校生の男の子のように、片手でムシャムシャ口いっぱいに頬張っているなんとも逞しい姿と食欲に感心しました。