アン・バートンを知ったのは学生時代にアルバイトしていた小さなビストロでした。ジャズ好きなシェフが集めてきた数多くのCDの中からセレクトして音楽をかけるのも私の仕事で、それまでジャズという音楽には馴れていたものの、自ら興味を持ったきっかけを作ってもらいました。シェフは頑固者で、一人しか雇わないバイトの子も長く続くと珍しがられるほど、カウンターのお客様の目の前でも怒ったり、注意したり。CDが終わったままになっていると、すかさず「音!」ときつく言われるのは、今となっては笑い話。でも、閉店前には、ビル・エヴァンスの‘ワルツ・フォー・デビー’、雨の日にはアン・バートンの‘バートン・フォー・サートン’を流す彼のこだわりには同感でした。‘雨の日と月曜日は’はこのアルバムに収録されているカバー曲で、カーペンターズの名曲としても知られています。同CDには私の洋楽ベスト1といえるデスぺラード(ならず者・イーグルス)のカバーもゾクゾクするほど。このアルバムを初めて聴いた時は鳥肌がたち、すぐに名前をメモしてショップへ向かいましたが、すでに廃盤になっていて、中古ショップを探し回りました。ところがしばらくして「復刻版が発売される」とシェフが教えてくれ、待ち望んでいたある日、シェフからアルバムをプレゼントしてもらいました。
今日は真冬の雨。被害もあるけれど、雨より雪のほうがいいなぁ、と思いつつも久しぶりにアルバムを出してくるきっかけをくれた、この雨も悪くはないかな、と思いました。
すでに木曜日・雨が降ると何をしようか迷うけど、雨で気づくことも多々あり、けれど翌日晴れるとまた日常に戻ってしまい何かがそのまま手付かずに…
せっかく雨なのに、晴れてるのに…石橋叩こうと思ったら橋が木でできていて叩いたら壊れて修繕しないと進まない!そんな感じの最近。シールの機械が作動しなくて分解して掃除して直そうと思ったら、最終的に破損してしまった。いつ直ることやら…仕事にならないので明日は畑かな~
705さま
返信遅れてごめんね。
シールの機械って、直売所用の?
本当にいつも大変そうだけど、聞いてる方は予想もつかないことだらけで刺激的です。たまに規模が大きすぎて想像できないこともあるけれど…なんだかんだいっても信州にも春は刻一刻と近づいているわけで、あんまり呑気にしてもいられないなぁと感じてます。