初夏を告げる白い花

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以前から、この時期になると山屋の庭に群生している可憐な白い花。てっきりニリンソウだと思っていたのですが、よく見ると葉っぱが違う…さんざん調べた結果、ようやくたどり着きました。
フタマタイチゲ(二股一華)‘anemone dichotoma’
キンポウゲ科の植物につく学名のアネモネとは、ギリシャ語のanemos=風という意味だそうで、たしかに風に揺れるようなイメージがあります。環境省のレッドリストでは「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧類()VUに登録されているとのこと。そんな貴重な植物が庭に群生しているなんて!これからも大事に増やし続けたいと思います。本名はあまり可愛くなかったけれど、草姿は切り花にしてもパーフェクト。大きな葉っぱがクッションになって、ただ束ねただけでも清々しいブーケになります!直売所でも人気があり、よく売れています。一輪咲いた後、また両脇から二本蕾が上がってきて、長いこと初夏の庭を楽しませてくれるこのフタマタイチゲはガーデン山屋の優等生。

2 thoughts on “初夏を告げる白い花

    • さっちん、コメントありがとう。 本当に可愛い花だよ。信州では庭先に咲いているお家も多いみたい。

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