7月の庭

植物はぐんぐん育ち、栽培管理、野菜の収穫、草とり…とやることが山積みなのに、
朝市やイベント、来客も多く、全然手が回らなくなってきました。
それはこの時期毎年のことで、どれも好きだから仕方ないのですが、朝市用の商品
の作り溜めができない性格も困ったもので、朝市に出店する週末は早く寝て、深夜
からドライフラワーのリースなどを作っています。その日の明け方に作ったものが
パッとすぐに売れたりするから、不思議。ドライフラワーでも、やはり作りたては
イキがいいのでしょうか。
庭の花を収穫してドライフラワーにしたり、畑の野菜で料理したり、どれも今しか
できないことばかり。信州の夏は本当にあっという間に過ぎてしまうので、ひとつ
ひとつが貴重な作業で、削れないことばかりでてんてこ舞いの毎日です。

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西洋アジサイ‘アナベル’は清々しくて大好きです。
グリーンの蕾→白い花→枯れずに鮮やかなグリーンになり、
長い間楽しませてくれます。

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ブラックマロウは、圧倒的な存在感。白い花やグリーンを引き立てます。
バックの赤葉コデマリ‘ディアボロ’も庭にメリハリを与え、ブーケにも大活躍。

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マロウ(タチアオイ)は田んぼのあぜ道でも畑でも、信州ではこの時期どこでも
咲いています。たいがいは赤やピンクなど色とりどり。山屋の庭には白と黒を
植えたはずなのですが、何時の間にか交配してしまったのか、こぼれ種なのか、
ピンクに近いワイン色の花がでてきて…色を確認できるまで辛抱して、開花し
たら色を確認して、抜いたり切ったり。花には残酷なことかもしれないけれど
ガーデンの統一感を重視するには、心を痛めながらも割り切るしかありません。
下のほうのジギタリス(キツネの手ぶくろ)も、純白の花は珍しく、中に赤紫の
斑点が入るものがほとんどです。

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ジニア(百日草)やローズマリー、ブラックバジルなど、夏の寄せ植え。

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こちらは‘ベルガモット’(タイマツソウ)。ハーブの一種です。
タイマツというように、赤〜ピンクが一般的で白は滅多に見ません。
知り合いのお庭から株分けしてもらったものと、購入したものとで
だいぶ増えました。葉っぱも香りが素晴らしく、ハーブティーにしたり
お風呂に入れたり、花はブーケにいれると可愛らしく、重宝しています。

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