我が家の定番になったオリーブパンを適当にアレンジした玉ねぎパン。
琥珀色になるまで炒めた玉ねぎの甘みと岩塩&ハーブが後引く美味しさで
おつまみ感覚から主食まで楽しめるので、来客用にぴったり。
ここ数ヶ月、パンも焼かないほど余裕がありませんでしたが、1月からの
真冬の時期は寒さも厳しく、イベントも減り外の仕事もできないので、
新しいレシピを試したり、お菓子やパンを焼いたりする時間ができる貴重
な時期です。料理もお菓子・パン焼きも、想像力を伴う立派な‘モノづくり’。
単純に趣味と言うこともできますが、私にとって食べるものをつくることは
畑仕事からはじまり料理に至るまで、趣味以上の意味があると思います。
人間食べなきゃ生きられない。一生のうちの食事の回数は気が遠くなる様な
数だと思うけれど、どうせなら安全で美味しいものを楽しんでいただきたい。
自分で作った野菜、知人から頂いた農作物、四季折々の信州の恵み…そんな
付加価値が、より一層食卓を豊かにしてくれます。必要なものを買い揃える
のではなく「これを使って何を作ろう」といお題があると、ゲームのようで
楽しいし、それで誰かが喜んでくれたなら、生き甲斐といってもいいくらい。
懇々と「食」を語ってしまいましたが、それほどの関心事であるということ
です。この玉ねぎパンも、実家が玉ねぎ農家の友人が久しぶりに訪ねて来て
くれたので焼き立てをふるまったら、とても喜んでくれました。感無量。
★1/18(日)は今年最初の松本LABORATORIOのマルシェです。
寒いですが、ワクワク心あたたまるようなモノたちを販売します
ので、暖かい格好でお出かけください!