私たちが滞在しているのは、スイス・ベルン洲(スイスの首都ベルンまでは1時間)
のニーダービップ。標高468m人口約4500人のうち、18%が外国人。
フランスとの境でもあるジュラ山脈(ドイツ語では、ユラ。石灰岩主体の堆積層が
地質学術的にも価値があることから、ジュラ紀の語源にもなっているそう。この
石灰岩のおかげで、カルクが多いのも悩みで、水回りのお掃除が大変です。)の麓。
こちらに来てから2週間になりますが、雨女のせいか雨ばかり。
晴れたのは2,3日。それもこの辺りの冬はユラがあるため半日以上濃霧に覆われて
いることが多いんです。雪もたった一度降っただけ。それも雨に変わりすぐに溶けて
しまいました。この冬はスイスも異常な暖冬で、塩尻とほぼ同じ気候のニーダービップ
も、氷点下になることがほとんどないほど。山に雪もなく、スキー場は例年の40%ほど
しか雪がなく、トラックで雪を運んでくるなんてことまでしているようです。
スイス人は、自然と上手に付き合っているように思います。
数時間でもお日様が出れば、トレッキングや自転車、乗馬、ジョギング、お散歩など、
家族やパートナーと外へ繰り出す。直訳すると「お日様を楽しむ」というような言葉
がよく登場します。次女ファミリーはまさにアウトドア派!数時間でも晴れれば、車
で5分ほどの山まで行って、ちょっとしたトレッキングをします。
原種のクリスマスローズがたくさん自生していて感動!
自転車が趣味の人もたくさんいます。
山に来た人にまで、こんなサービス。
夕暮れ時にはキャンドル点灯したら素敵でしょうね。
さらにはバーベキューまで出来ちゃう。
息子は張り切って、木や葉っぱや石で調理し、テーブルに並べて
おもてなししてくれました。
スイスは、ちょっとした散歩道でも森でも山でも、ちょっと休みたいと
思うような場所に、真っ赤なベンチがあって感激します。
日本もぜひ真似していただきたいと思うところ。
そこで、子供たちと飲み物やリンゴ、クラッカーなど食べるのが定番。
スイスの景色は本当に美しい。
美しすぎてつまらないと言う人もいましたが。