久しぶりにウェディングのお仕事をさせてもらいました。
決して失敗は許されないウェディングのお仕事。
この数日間は緊張や不安が付き纏い神経も遣う大仕事ですが、花嫁さんの
姿を思い浮かべながら、花嫁さんの期待に添えるようお花のセレクトから
長時間に及ぶ花仕事、会場へのお届けまでの一連の作業を通して、特有の
達成感を感じます。
庭の花だけ、という訳にはいかないので、好みの花を市場から仕入れてもらい
大量の花材を揃えるわけですが、ブーケに使うお花は例えば10本の中から、
サイズ、色、咲き方が一番良いものを選び抜いて一本一本差していきます。
20種類近い花材を使っての6月のブーケ作り。
好みの花に囲まれて何時の間にか夢中になり気持ちも高ぶってきます。
私も二人の幸せを分けてもらっているように。
雨予報だったはずが、30℃以上の真夏日になり花もどんどん開いてしまい
心配しましたが、夜の二次会まで無事に乗り切ってくれたようで良かった。
こちらは新郎と新婦のお父様へのプレゼント用のブートニア。
お母様にプレゼントする花束。
式用ヘッドドレス。
今まで敬遠していたアーティシャルフラワー(造花)を使っての
はじめての試みでしたが、本物さながらに良くできていて色や
雰囲気も文句ナシ。これを機に視野が広がりました。
パーティー用ヘッドドレス。
新婦は以前私が働いていた職場に、アルバイトに来ていた高校生。
その頃から付き合っていた同い年の彼と、めでたく結ばれました。
当時から美人だったけれど、すっかり美しい大人の女性になり、
吸い込まれるように美しい花嫁さんで、見惚れてしまうほど。
ドレスはお母様の使ったものをリメイクしたそうで、トータルで
彼女の希望通り、お花もアンティーク調の雰囲気にまとめました。
お二人の晴れの日のお手伝いが出来たこと、本当に嬉しく思います。
いつまでもお幸せに!