スイス流子育て

以前も少し触れましたが、スイスの子育て(シュヴァルツ家?)はけっこうスパルタというか、区切るところはしっかり区切って、大人も自分の時間を大切にしているんだと思います。日本とスイスでは、住宅事情や生活スタイル、文化など、様々な違いがあるわけで、はじめは戸惑うこともありました。しつけのポイントというか、子供にさせていいことと悪いことも違ったり…
そして、スイスへ来て数日後に事件発生!ベビーベットで寝ていた息子がお昼寝から起き、なにかしゃべっていたので(私はインゲン豆収穫中)、シェフがドアを開けると、ベビーベットから窓辺(大理石の台のようになっていて、ちょうど子供が座れるようなスペース。大人が乗っても問題ない)に立ち上がっていて、びっくり仰天したそうです。それ以来、強制的にスイスで人気のあるベビーベットようのボックスシーツを着用?することを義務付けられました。それが、袖とチャックがついた不思議な形なのですが、要するに縛り付けるようなもので、子供はその位置で座ったり、立ち上がることもできますが、ベットから落ちたり、よじ登ることはできません。恐る恐る試して、最初はしばらく泣いていたけど(そこで負けちゃいけないそうで)そのうちぐっすり眠り、二、三日後にはすっかり慣れてくれ、寝心地がいいのか安心するのか、袖を通すのも協力してくれ、チャックを閉めると、自分は寝るんだとわかっているのか、笑顔で手を振ってくれます。このグッズのおかげで、朝は9時ごろまでの二時間と、午後は4時ごろまでの二時間ほど、私は安心して仕事に集中できています。たとえ起きていたとしても、絵本をみたり、ミニカーで遊んだり(暗闇でも!)すっかり居心地がいいようです。

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