森の中で

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自生しているキクザキイチゲを見つけました。
前回、紹介した山屋の園芸種(紫)は、先日伊那の直売所で売っていたのですが、その価格にビックリ!この白い一般的なものの十倍の値段がついていました。
私は幼い頃から渋好みで、山野草が大好きな、ちょっと変わった子供でした。短大では園芸植物やガーデンについて学ぶことが増え、大人になってからは、山登りもしなくなってしまったので、山野草の名前もずいぶん忘れてしまいました。けれど、ひっそりと佇む山野草の姿には、いつも心奪われます。

桜の季節

2011041916560000.jpg オオヤマサクラ

塩尻の桜も数日前に咲きました。松本より、若干遅いようです。静岡の友達が言うには「スイセンや桜と共に雪山も眺められるのが信州だよね」と。確かにそうですね。桜は咲いても、夜桜見物や長時間のお花見は寒さ対策も大事です。今日は昨夜からの雨風で、畑や作物にとってはありがたい恵みの雨ですが、桜は…

花摘み

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今年初の花摘みです。
まだ種類は少ないけれど、スイセンにヒアシンスにクリスマスローズ。
これからの季節は家に飾るお花を買わずに済みます。庭の花は、新鮮さはもちろん、お花屋さんの優等生とは違い、一輪一輪が個性があり、伸び伸びして、ちょっと生けただけでも生命力を感じます。忙しいと、花を摘んでキレイに生け替えるのも大変ですが、水や花が汚くなっていると、気分も悪く、キレイに生け替えた後は気持ちもリフレッシュ!特に、友人やお客様が来る日は、おもてなしの一つとして、気持ちを込めて花を生けるようにしています。

つくしんぼう

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近所の畦道につくしがたくさん生えてました。
今日は種まき第二弾!ラディッシュ、ホウレン草、かぶ、うぐいす菜、ガーデンレタス、ズッキーニ、クロウリ、コールラビ、スティックセロリ、フェンネル、青じそ…などなど。
みんな上手く発芽してくれることを願っています。やはり、苗を買うより、種まき〜育てたものは、なおさら愛しいものです。
今朝は、この小さな手に握られたつくしんぼうにも、愛しさを感じる朝でした。

水仙のパレード

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山屋には、何百というスイセンの球根(珍しい八重咲き。一般的な一重咲きより花期も長く、切り花でも長く楽しめるのが嬉しい)が植わっていました。前に住んでいた方からのプレゼントのようで、初めて咲いたのを見た時は、大感激でした。その方は野菜より草花を好んで育てていたそうで、畑からも、これでもか!というほど沢山スイセンの芽が出てきて、畑を始める際は移植するのに苦労もしましたが、宝が出てくるようで、それも嬉しい悲鳴!
今年も、このスイセンのパレードから山屋の本格的な花暦が始まります。やっと畑の準備をしはじめ、第一弾の種まきもしたけれど、子育てしながらだと、どうしたって思い通りには進みません。それでも、季節や植物は待ってくれない訳で、ついつい焦ってばかり…。できることからコツコツやるしかない!忙しく、楽しい季節のはじまりです!

まるで初夏

カボチャのケーキ 2011041512110000.jpg

今日の最高気温は25℃!
お友達親子と一緒に、松本音楽文化会館のフリーマーケット(平日開催という珍しいフリマ。売る人も買う人も子連れのママが沢山!)に行き、子供服と靴計三点を550円で購入しました。会場でお昼にしようと思っていましたが、お天気はいいものの強風で砂ぼこりがひどく、急きょ‘あがたの森’へ移動し、大好きなピクニッケンをしました。炊き込みごはんのおにぎりとおかず、前日に焼いたカボチャケーキ(ラム酒シロップがしみこんでしっとり大人の味)も持って、みんなニコニコの贅沢な時間。風が強くて困ったけれど、ちょうど桜も咲いていて、暑いくらいの陽気で、最高のピクニッケンでした!

水芭蕉

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私にとって‘パワースポット’といえる、とっておきの場所にミズバショウが咲いていました。葉っぱだけが繁っている時には「なんだろう、この不思議な植物は…」と思っていたのですが、まさかミズバショウだったとは。咲いている花は知っていましたが、タバコの葉っぱみたいに巨大な葉っぱが沼のようなところに整然と並んで生えていると、ミステリアスだったんです。これで解決!どんなに人で賑わうミズバショウの名所より、誰もいないこの場所で独り占めできるのは嬉しいような、誰かを連れてきたいような… これからは毎年この時期の楽しみになりそうです。

キクザキイチゲ

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山屋の前庭は、日本庭園になっています。
二階の屋根も越えるほどの大きな赤松をはじめ、さまざまな庭木と、山野草が楽しめます。
前に住んでいた方が山野草や花がお好きだったそうで、いつ、どこに、どんな花が咲くのか楽しみでした。今まで仕事に没頭していたり、なにかと忙しくしていたので、やっと今年こそは四季折々に咲く花たちを見落とさずに過ごせそう。
このキンポウゲ科の‘キクザキイチゲ’も大きな庭石の陰にひっそりと咲いていました。
それにしても、このブルーと銅葉の色合い、枯葉の中でも存在感がありますね。

やっと

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暖かくなってきました!
私は、寒いうちから外仕事もやりたくてウズウズしていたけれど、目の離せない小さな助手がいては、なかなかそういう訳にはいきません。ようやく、昼間の気温が2けたになり、日向ではポカポカ陽気。小さな助手を軽トラの荷台に乗せてみたら大喜びで、この間も畑仕事してる間二時間近く、シュピやおもちゃと遊んでいました。今日はラグビーボールで遊んだシュピに向かって、パンを見せびらかしながら、嬉しそうに食べているとろ。 この、軽トラ荷台作戦もいつまで続くかなぁ…

クリスマスローズ

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前庭の黒いクリスマスローズが健気に咲いていました。今では企画展や雑誌の特集にもなるほどボビュラーな園芸植物となり、毎年どんどん新品種が登場するクリスマスローズ。我が家にも色んな種類がありますが、やはり変わった品種はなかなか大株になりません。それでも、冬の寒さに耐え、毎年必ず花を咲かせ(花期も長い!)早春の喜びを届けてくれる、このクリスマスローズたちは山屋ガーデンの中でも、大好きな花のひとつです。