レタスの季節

長野県が生産量日本一のレタス。
なかでも我が家からほど近い塩尻市洗馬地区は、日本で最も早く
レタス栽培が始まったと言われており、出荷前に使用する真空の
冷却装置を導入したのも、ここが最初ということです。
(需要が高まる夏の盛り。朝どりでも冷蔵庫に入れないとすぐに
萎びてしまうレタス。スーパーであんなにシャキッとしているの
凄いと思いませんか?)

 

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二週間ほど前から、地元産のレタス類が出回っています。
近所の畑でも、早朝からレタスを切っては段ボールに詰めて出荷
してゆく光景をめにします。そんな瑞々しいレタスをたくさん
頂いたけれど、冷蔵庫にはいくつも入らない。
そこで、レタスの浅漬けに挑戦したところ美味しく、暑い中汗を
流して畑仕事をした時なんか最高でした。

そして、かれこれ15年以上?前に東京の雑貨屋さんで購入した、
レタスの保存袋。つい、ビニール袋に入れがちで、出番がまわって
こないことも多かったのですが、今シーズンは活躍してくれそう。
ナイスなレタスのバッグ。と書いてあるこの袋はハワイ製でした。
やはり、ポリ袋やジップロックに入れるより、お布団に包まれて
いるみたいで、レタスに優しく、フレッシュ感も良好。
なにより、出し入れする時に楽しく心地よいので、お気に入り。

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*6/3(土)の6月のガーデンブーケ作り教室
まだ1名空きがございます!

 

 

 

 

 

 

5月の真夏日のガーデンディナー

先週末~週前半は、30℃を超す真夏日が続きました。
県内では軽井沢などの避暑地でも夏日となりニュースになりました。

そんな日曜日の夕方、友人ファミリーがイベント帰りに寄ってくれて、
今年最初のガーデンディナー開催!

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飲食でイベント出店していたので、残りものと我が家の料理で、テーブル
は華やかに!両家の3歳違いの息子たちも庭で楽しそうに遊んだり、最後は
花火を楽しんで、とても充実した日曜の晩になりました。
私も松本のマルシェの帰りでしたが、楽しいひとときにパワーチャージ。

 

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我が家の一品は、スイスで作ったお魚料理の記憶をたどりながら。
サワラとじゃがいものオーヴン焼きを。
底はたっぷりのヴェルデソース(ニンニク、玉ねぎのみじん切りを炒めた
ところに、新鮮なホウレンソウを山もり入れて蒸し煮にし、バーミックスで
ペースト状に。美しい濃いグリーンのソース)。そこにサワラと茹でたポテト
を並べ、パン粉とチーズを散らしてオーヴン焼きに。
仕上げは庭のブラウンフェンネル。

ゲストお気に入りの塩尻産の白ワインもすすみ、笑顔が溢れました。
やっと緑の庭に囲まれて、夕食を楽しめるシーズンの到来です。

 

気まぐれ山屋ベーカリー

冬の間、豆炭こたつ発酵機を使って、二度と同じものが作れないような
いい加減な分量と、発酵時間で、気まぐれにパンを焼いていました。

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そば粉を入れてみたり、甘納豆を入れてみたり。
飽きやすいというのか、良く言えば探究心や好奇心を忘れずに、毎回
焼きあがりを楽しみに、ドキドキしながら仕込んでいます。
でも、そんな実験的な時間もだんだんとれなくなり、来客がある時などに
慌ててパンを焼くくらい。いよいよ植物たちの季節がやってきます!

 

 

*4/9(日)の水仙を楽しむ会、定員となりました。ありがとうございました。

なお、4/15(土)の14:00~お子様連れ、もしくはお子様と一緒でもOKという
方の回を追加しました。こちらはまだ空きがあります。

Apfelkuchen mit Caramelnussen

遅くなりましたが、先月の山屋リース教室のようすです。

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今回のお菓子は、スイスで10年ほど前に作ったリンゴのケーキが
懐かしくなったので、塩尻の春紅玉を使って焼いてみました。

 

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この赤い可愛い型はスイスから買ってきたもの。
スイス人は機能的なモノゴトが大好き!キッチン用品も、思わず
さすが!と思えるものばかりです。(ちなみに皮むきのピーラーも
スイスで発明され、それを称えて切手のデザインになるほど。)
丸型はバックル式で、取り外しが簡単な上、クッキングシートを
底面に敷くのだって簡単にできてしまう優れもの。更にパウンド型
なんて、長さの調節が可能なんだから驚きです。

 

 

 

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スイスでは、昔司祭さんがふるまったと言われているケーキ。
今回はアレンジ版で、いくつかのレシピをミックスで作ったのですが、
仕上げにラズベリージャムを塗ったら、ちょっとドギツイ色になって
しまいました。
よくよく読み返したら、焼く前にジャムを塗るということでした。

 

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キャラメリゼしたクルミが香ばしく、翌日の方がしっとりして
落ち着いた味わいになりました。リンゴの国ならではのケーキ。
もう一度再挑戦したいと思っています。

 

 

 

 

 

ホットサンド

ホットサンドが好きです。
ホットサンドメーカーではなく、直火で鯛焼きのようにひっくり返し
まがら焼き色を見ては、じっくり焼き色をつけていく。
きっとそんな行程、時間も好きなんだと思います。
うっかり目を離したり、焦って日を強めるときつね色を通り越し、
黒こげになってしまう。トーストみたいにほっとけないとこも、
また良し。そして何より、ほかほかのホットサンドを食べて、幸せ
を感じる瞬間が好き。

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春らしいたまご。前夜のグラタン。キノコのソテーとトマト&チーズ。
用事があって、車内で食べることになったけど、3月らしいランチ
になりました。

さよなら2月

2月はただでさえ日数が少なくなんだかあっという間なのに
ヴァレンタイン、息子の誕生日、私の誕生日と、イベントが
目白押しの我が家。
そんな2月も終わり、今日から3月です。
塩尻でも、こんなに雪のない2月は初めて?と思うくらい、
畑の土が見え、マンサクが咲きだし、日差しも‘春’を感じる
この頃。とは言え、朝の最低気温は-7℃、そして日中は
10℃を上回ったりするので、朝万全のタイツやインナーが
昼間脱げずに汗ばむ事さえあり、調節に苦労する時期です。

 

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私のため、というよりは、息子のために。。
第二段の「中は卵みたいにきいろいケーキ」です。

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息子と私の誕生日はちょうど2週間違い。この日も平日で、
夕方帰宅後、ケーキ作りを手伝ってくれた彼は、プレゼントを
準備する時間がなく、「ちょっと待ってて」と途中放棄。
絵でも描いてくれてるのかと思いきや1分で戻ってきました。
「こっち見て!」の先には白い大きな布にくるまってゴソゴソ
ブルドーザーのように向かってくる何か。「開けて!」と言われ
開けてみると、「じゃじゃーん」とニッコニコの笑顔の息子。
「プレゼント用意する時間がなかったから、僕がプレゼント!」
と子供の発想には驚かされ、そんな気持ちが何より嬉しかった。

 

 

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7 Jahre alt

先日、7歳の誕生日を迎えた息子。
ケーキはどうしても「イチゴののった白いクリームの」がいいという
ので、ご希望通りのショートケーキでお祝いしました。
しかし、平日のお誕生日は何かと大忙しの一日、一大イベントです。

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はじめはイチゴ&チョコクリームにしようと思っていたので、ココア
生地のスポンジを焼いたら
「次は中も、あの黄色っぽいのがいい」「キャンドルなんで4本なの?」
と、厳しく指摘しながらも、嬉しそうな表情。

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ベビーシューの誘惑

「シュークリーム食べたい」
そんな声を聞き、学生時代に作って以来のベビーシュー作り。
失敗できないなぁと内心ドキドキしながらも、案外簡単に出来上がりました。

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でも「大きいのが良かった…」と落胆した息子も
大きいのより、手づかみで口に入れらるベビーシューの可愛さに
すっかり笑顔で合格サイン。

 

 

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生クリームが苦手で、優しい卵色のカスタードクリームは大好物の私。
ケーキ屋さんのシュークリームは高いし、スーパーのは賞味期限も長く
いろいろ添加物も気になって手がでない。
こんな短時間でできるなら、今度は大きいのにトライしてみます。

日曜日のタルト工房

今年で塩尻に移住して10年になります。
ここ数年は、極寒の塩尻の真冬にもすっかり慣れ、まつ毛まで
凍って視界が幻想的になる氷点下の朝や、何もかもが凍てついて
息を止めてしまっているような朝にも、フロントガラスを飾ってくれる
毎日違う模様の結晶や、物差しをあてたくなるような長い霜柱‥‥
そんな小さな発見が日々の驚きや感動として飛び込んできます。
実際はキレイゴトも言っていられないくらいに寒さに身を縮め、
家の中でも帽子や上着が脱げずにいたり色々が凍みてしまわぬようにと
必死でも、なんだか可笑しくて笑ってしまう、この寒さ。

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そんな真冬の週末は、一年の中でも唯一気持ちにゆとりを持ち、
息子と雪遊びをしたり、お菓子やパンを焼いたりする時間が
多少なりともとれます。久しぶりにタルトを焼きたくなって、
ウィークディに仕込んでおいたタルト生地を使って、息子と
日曜日のタルト工房稼働!「お咳が出たら大変」と自らマスク
着用で、ますます本格的に。数年前に作ったエプロンもこれで
卒業かな。と思いながら、もう半分は任せて撮影に専念できる
ようになってしまいました。

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ほんの少し余った生地で動物たちの型抜き。
スイス風におろし金のようなもので半分に切ったリンゴを
おろすと、ほんのちょっと赤い皮も入って、煮ると美しい
ピンク色に。息子のリクエストで、美味しそう!と狙って
いる動物たちの姿も写真に収めました。

 

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北欧のブタの親子の型が可愛くて。
スイスのヤギや羊、ハリネズミも負けない可愛さ。
動物の型も、見比べるとけっこう面白いんです。
日本のは丸っこくって、ちょっと子供だましみたいな
のが多いような気がします。

 

 

 

 

 

 

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秋冬の王道、リンゴのタルトはやっぱり美味しい。
あるパリの家庭料理を紹介している本に
「リンゴの並べ方でタルト作り歴がバレてしまう」とありました。
本当に、単純そうで難しいこのリンゴの並べ方。実は二重になって
いて、下段は反対向きに並べたあります。今回は息子も口や手を
出してきて、二人で真剣に仕上げましたが、あともう一歩かな。

 

 

 

 

 

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もうひとつは、少し小さめの型で念願のキッシュ・ロレーヌを!
ずっと作ってみたかったんです。
ちょっとアレンジして、よく炒めた玉ねぎとハムを入れました。
次回はもっと大きな型でいろんな具材で試したい美味しさでした。

山屋餅つき大会2017

今年で7年目?
お友達ファミリーとの毎年恒例行事‘山屋餅つき大会’
今年もやらせていただきました。スペシャルなゲストも含む総勢12名。
静岡の友人やその知人のメキシコ人夫妻など、とても賑やかでした。

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子供たちは年々頼もしく成長しており、もち米が炊きあがり、搗く時間に
なれば、遊びもほったらかし、エプロンに腕まくり!
「0歳児から教育しておいた甲斐があったねぇ」と母親たちはにっこり。
ちぎり餅を丸めてつまみ食いしながらも、味噌仕立ての鶏団子鍋に入れたり
きなこ、あんこ、からみなどそれぞれお好みの搗きたて餅をたらふく堪能。

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午後には今年初の雪がしんしんと降りだし、遠方からのお客様たちはビックリ!
子供たちは楽しさ倍増で、餅つきの合間に雪合戦と、おお忙しの一日でした。