HEISEI Kaizer

私の人生の中で、最も多感であり濃厚な日々を過ごした平成の時代。
そんなひとつの時代が幕を下ろし、新たな時代の幕開けです。

20代半ば、スイスでの研修生時代のある晩、なんでも知りたがり屋のUrsに、日本の天皇制度について質問攻めにあい困ったことを今日思いだしました。何度も会話に登場した「Heisei Kaiser(平成天皇)」というその響きが、昨日のことのように思いだされます。
不思議なことに、昭和から平成に変わった時と今。当時の私と今の息子はほぼ同じ年齢。
今度は息子が同じように濃厚な日々を過ごしてゆく時代。
時代の波にのまれながらも自分のアンテナを頼りに踏み出し、色んな経験をしてほしい。
ニセモノやバーチャルが溢れる現代だからこそ、五感はもちろん、第六感を鍛えて‘ホンモノ’を見抜いてほしい。そう思っています。


山屋の玄関先や洗面所の花たち。
右の薄青紫の可愛らしい花は、ファセリア‘パルシー’まだ希少な花苗だそうです。春の花も、紫~ブラック系だと可憐でありながらもグッとシックに。

*本日に延期になったアースディのフリマは、朝のお天気次第で開催が決まりますが、
予報をみる限り期待できません。決行になっても今回は出店を見送りたいと思います。

お花見散歩

先週末は塩尻でも桜が見ごろ。お天気も良く20℃越えの気温だったので、息子と犬とでお花見散歩を。同じ塩尻でも市街地は満開でしたが、近所の山の方は、まだ順々に咲きだしているところで綺麗でした。エメラルドグリーンの美しい平出の泉に、桜の薄ピンクが写っている様子は、自然の色とは思えないないほどです。
この辺りは、約3kmの息子の通学路の途中。塩尻の自然の豊かさを改めて実感しています。平出博物館の森には、ひっそりとカタクリも咲いていました。


 

4月のバースディランチ

息子と一緒に、Grossmutter(おばあちゃん)のために、大事に保存しておいたシナノゴールドをふんだんに使った素朴なアップルパイを作りました。

4年生ともなると、何か頼んでも「めんどくさい」なんて言うこともしばしば。それでも、料理やお菓子作りは今のところ嫌がらず、なかなかの手つき!本人も納得の出来栄えだったようです。

春らしく、直売所で規格外でお安くなっていた空豆と不格好な原木シイタケを買ってあったので、ホタテのソテーに添えて。
雪が舞う4月のある日の、軽やかなバースデーランチになりました。

山の神自然園ツアー

前回の投稿でのせたミモザのリース。
ご依頼主は、以前松本にお住まいだったMt.BARUの常連さん。
数年前に泣く泣く大阪に越されてからも日課のように松本のライブカメラをチェックしているほど、松本が大好きな方です。今回は、高速バスを使っていらっしゃるということで、バス停までお迎えに行き、その方もよく訪れていたという、私のパワースポット‘山の神自然園’へ、息子と犬もお伴して、行ってきました。

真冬の間、ご無沙汰していた久しぶりの女神さまの水!

落ち葉を川に流して、木の枝で魚(落ち葉)釣り。
これがなかなか難しく、やっとのことで人数分釣れました。その後はすぐさま切り株の上で調理がはじまり、枝や苔と共に石のお皿に盛り付けて完成!

現在、乱獲や自生地の環境破壊によって、準絶滅危惧種となっているセツブン草。
わずか10㎝にも満たない草丈のこの可憐な花をズームなしで撮るには、地面に這いつくばるようにして撮影しなくてはなりません。
この日(3/10)ジャストタイミングで見ることができ「今年は見られないと諦めていたから嬉しい!」と喜んでいただけました。

*お知らせ*
3/30(土)13:00-15:00 参加費:4500円(お茶つき)
原村のカフェレストラン‘アナベル’さんでフラワーアレンジのワークショップを行います。
残り1名、空きがございます。ご希望の方はアナベルさん 0266553124 までお電話でお申し込みください。
※写真はイメージです。白いバスケットを使った春のアレンジメントを作ります。

 

山屋PIZZA工房

大人も子供も大好物のPizza。
夏の終わり。中まで真っ赤な完熟の加工用トマトをふんだんに封じ込めた濃厚な自家製トマトソースとチーズ、それに具を少々のせれば、とびきり美味しい焼きたてピッツァの出来上がり。早くフレッシュバジルがとれる季節にならないかなぁ、と想いを馳せながら、ベーコンとキノコ、大人用はオリーブも追加トッピング。石窯のナポリピッツァのお店には敵わなくても、親子で作る楽しみ、焼きたてを思う存分食べる楽しみを満喫できるのが、山屋PIZZA工房の良いところ。

三九郎2019


今年は、例年より少し遅めの冬休みが明けてからの三九郎。
数日前まで雪予報だったけれど、見事に穏やかに晴れました。


花もちやお餅、マシュマロ、すあま…その他変わり種
それぞれ好みのものを家庭で柳の枝に差して仕込んだものを釣り竿のように持ちながら、時間になるとあちことから子供たちが集まってきます。
これを、だるまや松飾りなどで肉付けした御神木を燃やしたおきで炙って、一年の無病息災を祈って食べる伝統行事なのですが、これがなかなか上手に炙れず、生焼けだったり、マシュマロなんかは溶けてしまったり、難しい!それでも子供たちは火照った真っ赤なほっぺたで、美味しそうに、楽しそうに頬張っていました。

山屋のクリスマス 2018

毎年、一年で最も忙しい山屋の11月中旬~12月。
お盆の頃も忙しさは同じくらいかもしれませんが、寒い、日が短い、それだけでも植物を扱うモノ作りには過酷な環境になります。
販売だけでなく、ワークショップの連続、というのも、材料の確保、準備、移動など、神経をつかうことが多いので、年末は抜け殻の様。
先週末、お正月飾りのワークショップをやらせていただき、昨日は最後の納品、そして今日からは東京の実家で数日間過ごしてきます。
その前に!私自身の記録のためにも、クリスマスのことをアップしないと年が越せないなと思い、もうお正月ムードではありますが、今年の山屋のクリスマスの様子を少々ご紹介。

息子が作ったクリスマスカード。
スイスの家族へのクリスマスプレゼント(毎年恒例、大好物のオカキや柿ピー)に
添えて航空便を送りました。私たちのワクワク感を詰めた箱は海を越えて…

真っ赤な野ばらの実だけのリースと数種の針葉樹だけのリース。

今年も立派なモミの大枝が手に入り、鼻歌まじりに脚立に乗って飾りつけする息子。
トナカイとそりは上の方…など色々と彼なりに描いているイメージがあるようです。

国内外から、そしてまた何十年も前に買ったものから最近買ったものまで、少しずつ集まったクリスマスオーナメント。繊細なガラス製のものは割れたりなくなっていくものもありますが、箱や包みを開けながら選んで飾る作業は、それだけでもわくわく楽しいものです。
絵本や映画の世界でみた憧れのクリスマスツリー。モミの木を畑から選んで買ってきて、丁寧に飾りつけして、本物の小さなろうそくたちに火を灯し、クリスマスソングを家族で歌う…そんな夢のようなスイスでのクリスマスの思い出を昨日のことのように今年も思いだしていました。

秋色の高原

今月上旬、ずっと行ってみたかった南信州の高原へ行ってきました。
下界はまだ紅葉が始まっていない頃でしたが、標高1700mのこの高原は
すっかり秋色の世界。大好きな秋色ワールドに酔いしれていました。

「北欧旅行へ行ってきました!」と言っても騙せちゃいそうな風景。
連休中日だというのに、人もいなく、この素晴らしい景色と秋色の植物
を独占できるなんて、なんと幸せなことか。

両方のポケットに目いっぱいドングリ爆弾を詰め、剣や銃に見立てた枝を
振り回しながら、次々現れる木の敵を倒しながらの忍者トレッキング!
自然のなかで触れあう親子の時間が私たちには合っているようです。

 

 

 

夏休み 2018

1ヶ月弱の、長そうで短かい夏休みが終わりました。
昨日から、自由研究の大きな模造紙や工作など大荷物をぶら下げて、
元気に登校する姿。ひとまわり大きくなったように感じています。

塩尻でも38℃を記録した、とある夏休みの週末。
原村の朝市を終えて帰ってきたものの、あまりの暑さに我慢ができず、
涼を求めて市内ショートトリップ!滝の付近は28℃の天然クーラー。
息子は一学期に温度計の学習をし、休み中持ち帰っていたので、滝の
水の温度を計ってみよう!と盛り上がり…意外にも17℃もありました。

*今週末の原村高原朝市*
明日、金曜日は台風の影響で一日雨が降ったりやんだりの予報。
土日は雨ではないようですので、両日とも出店します。
9月になると、一気に秋めいてくる原村の朝市。
8月最後の週末。この夏の思い出に、ぜひ一度!

原村朝市男子会

原村高原朝市の、garden山屋のテントの裏で開かれている原村朝市男子会。
お客様に「お子さん三人??」なんてビックリさせることもありますが、
あとの二人はそれぞれ出店者の息子さん。
着ているもののテイストもなんとなく一緒で、木々に囲まれ静かに遊んでいます。
普段一人っ子の山屋の息子は、子分ができてご満悦。
毎回、持っていくおもちゃを吟味して、重たいのを運んで…
使命感に燃えているようです。


朝市出店は、今日でいったんお休み。また土日にお会いしましょう。