「モノづくり」カテゴリーアーカイブ
ブーケ注文
いつも通り、直売所に納品していると「いつも可愛いなぁ、と思って見ていて、どんな人が出してるのか気になっていたんです!」と声をかけていただきました。すると、一緒にいたご主人が奥さんを追い払い?奥さんを含め三人の6月生まれの女性のためのパーティーがあるから、ブーケを3つ作ってもらいたい、とのこと。もちろん喜んで引き受けました。私もサプライズで人を喜ばせたり、プレゼントを贈るのが大好き。そして、そのお手伝いができる、となれば、私までワクワク、おめでとう!の心がこもったブーケになりました。素敵なパーティーになったかな。
いつもは、商品さえ納品すれば後は売ってもらえる直売所がありがたいけれど、この日ばかりはそのお客様がみえるまで待っていたいくらいでしが、そうもいかず…またいつかお会いできる日を楽しみにしています。
気まぐれサラダMix


植物って、芸術作品のようだなぁ、と様々な形や色を見て思うことがあります。もちろん、人間の手によって改良されたり、整形手術をされたものもあるけれど。どれも美しく、ただ詰めてしまうのはもったいなくて、‘ガーデン山屋の気まぐれサラダMix’メンバーの集合写真。生食でも美味しいカブ、ガーデンレタス、ルッコラ2種(園芸種と野生種)、スイスチャード。
‘気まぐれ’ってあまりいい言葉ではないのに、レストランなどで「気まぐれ~」と聞くと、なぜか美味しそう。同じ商品を作るのも苦手で、毎回ちょっとずつ中身が違う、山屋のサラダミックスも、この言葉に助けられています。手間も時間もかかるけれど、商品作りを楽しんでます。
クラフトフェア
ずっと気になっていた‘松本クラフトフェア’。信州に移り住み石窯パンを焼いていた頃は、土日こそ稼ぎ時で、あらゆるイベントと無縁の日々でした。やっと今年、念願叶って見に行くことができました。直売所へ納品するガーデンブーケを作り、納品してからの出陣となったので、着いたころには雨が降り出し、ササっと急ぎ足でひと回り。とても雰囲気のよい‘あがたの森’に作家さんもお客さんも全国から集まる大きなイベントとなったこのクラフトフェアはハンティングの場でもあるようです。厳選された陶磁器、ガラス、皮、木、竹、つる、布、金属・・・様々なクラフト作品が並び、あいにくのお天気といえども大賑わいでした。最近はフリマや掘り出し物探しが多いせいか、さすが作家さんの芸術品はお値段も・・・と目で見て楽しませてもらっていたのですが、ついに最後のほうで、心奪われる出会いが!愛知の作家さんの素朴で美しい焼き物でした。散々迷った末に、わりと良心的なお値段だったので、何を盛っても重宝しそうな小ぶりの器を二つ、今日の記念に(自分に言い聞かせて?)といただいてきました。気に入った器を見ると、ついついそこに盛りつける料理が目に浮かんでしまう。。。今回のは、煮豆とごま和えかなぁ・・・本当のところは、私もこのイベントに参加したかったんです。ただ、今年は気づいた時には、すでに応募締切後で、断念。来年は審査に通るか通らないかは別としても、応募だけはしてみたいと密かに思っています。
しののめの道
ささやかな出荷
最近の直売所はすごいんです。売上があると、12時、16時、精算時に、携帯にメールで売上速報が入ります。最初、専属のスタッフがいるんだと感心していたら、レジのシステムだそうで…今はどこもそうらしいです。それにしても、直売所も進化していてビックリ。生産者にとっても、いちいち売れ行きを見に行かなくて済み、メールがくる度に「売れた!」と嬉しくて、張り合いがでて、ありがたいシステムです。今日はどしゃ降りの中、カッパ着ても濡れてまで摘んだフレッシュハーブブーケ、ニリンソウなどの花束、株分けしたラムズイヤーの苗、売れ行き順調のラディッシュ+ルッコラと三つ葉。苗を出した時には、感じのいい年配のご夫婦が興味を持ってくださり、色々説明したら「せっかくの出会いだから、ひとついただいていくわ」と言って買ってくださいました!直売所の方々に販売はおまかせしている訳ですが、やっぱりこういうことがあると、感激です。過去にも様々な環境で対面販売(スイスの直売所でも)をしていたのですが、商品とお金のやり
とり以外の、この付加価値こそ、病みつきになる感覚です。予測できない人との出会いは、楽しい!今年もたくさんのよき出会いが待っていますように。