山屋ドライフラワー工房

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我が家二階でのドライフラワー作り。ちょっと前までは極めて順調でしたが、
ドライフラワーにするには、晴れた日に収穫すべき。せっかく材料は沢山
あっても、収穫できない日々が続いているのが残念です。
何はともあれ、そろそろ太陽が出てきてくれないと、どんどん消耗していく
ばかりで、ソーラー発電のような私の体と心はアラームが鳴りそうです。

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私にとっての‘喜び’や‘愉しみ’は広範囲に及びます。
植物を育てる事だけでも非常に奥深いことですが、その先にあるもの。
それこそが、またひと味もふた味も深みを増す面白さを持っていると思います。
例えば、花や野菜を作ることは、その道何十年のベテラン農家さんには敵わない。
けれど、不格好な出来の悪いモノでも、それをどう生かすか、考えたり閃いたり
して、第二、第三の形を創り上げることは、無限の可能性があると思います。
種を蒔いた植物が花を咲かせ、それをガーデンブーケやドライフラワーにする。
ブーケやドライフラワーのリースが誰かの暮らしを豊かにしているかもしれない。
マルシェやイベントで、野菜や作品をひとつのディスプレイとして完成させる。
それに感激したお客様が、嬉しそうに写真を撮って行かれる。
育てた野菜を収穫し、調理する。時にはメニューを先に思いついてから収穫する。
出来上がった料理やお菓子を食べて、誰かが喜んでくれる。
そういった広い意味での「モノ作り」が、garden山屋の世界を創り出しています。

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当然のことながら、仕事と子育てをしながらでは、思うようにいかない事ばかり。
それでも、様々な場面で支えてくださる方々に助けられながら、過ごしています。
日常の些細な雑務から、クリエイティブな造形作業まで、やりたいことは常に100
位あって、いつも消化不良状態が続いているけれど、純粋な喜びや感謝の気持ちを
忘れずに、一歩一歩前進していかなくては、と言い聞かせるこの頃です。