特段、ヒマワリが大好き！という訳ではないけれど、夏の風物詩である
ヒマワリ。絵心をくすぐられるのも、よくわかります。
毎年山屋では、こぼれ種で自然にでてくるのですが、それはたいていが
普通の黄色。ガーデンブーケに入れるには、ちょっと平凡になってしまう
ので、出来るだけ色味のものを残したり、育苗して植え付けたりしてます。
肥料がそれほどなくても、2,3mになり、大きな花を幾つも咲かせるヒマワリ
の生命力には脱帽。種を食べたり、油をとったりするのだから、またスゴイ。
よくみると、パステルで色づけしたような、微妙な色使いに感激します。
この種の並びにも。
友人から種をもらった黒花品種は、やはり素敵でした。
横顔や後ろ姿も美しい。
今年も我が家のグリーンカーテンのホップが穂をつけました。
お天気が続いた後の朝市など、気まぐれに登場します。
持って行くと、必ず売れてしまうホップのへなちょこリース。
この素朴なリースたちは、さり気なく飾るのが似合います。
キッチンの壁などに。ビール好きな方へのプレゼントに？
運良くイベントや朝市で出合ったら、ぜひお一ついかがですか？
お盆休みに、短大の時の親友ファミリーが東京から遊びに来ました。
小1、年中、1歳目前の全員男子！
それに年長の息子も加わり、男の子パワー全開！
自然体験がなかなか出来ない環境にいるから、と、
4,5年ぶりの訪問をとても楽しみにしていた友人。
草ボーボーの畑で、収穫体験や虫の観察など、
楽しんでいました。我が家の農場主は監視役。
釣り堀で釣りも楽しみました。何時の間にか親たちの方が真剣になり、
執念で釣ったイワナやシナノユキマス。ニジマスはしっかり人数分
釣れて、バーベキューで味比べ。
野菜の美味しさが一番引き立つ炭火焼。
地元、自分の畑でとれた野菜をふんだんに振る舞えるのは
夏ならではの‘最高のおもてなし’だと思ってます。
最初のスイスで買って来た、スェーデン製の耐熱皿に。
ユーズドですが色、サイズ、デザイン、どれをとっても文句なし。
来客時には活躍します。
玄関先にあった息子の作品。
単なる泥だんごも、ひとつのアート。
ここで暮らしていると、そんな発見がたくさんあります。
人の手が加わっているものからいないものまで色々。
わざわざ遠出しなくても、実体験を通して学べる場所。
この畑から、一体幾つのことを彼は学んでいるのでしょう。
もっと高いところに行きたかっただろうに。
運悪く、短い茎を選んでしまったセミが精一杯努力した痕跡。
短い生命の中で、自分の過去をこうしてアートにして残すセミの
姿に思わず感動します。
今年の夏は、とにかく晴れ続き。
ゲリラ豪雨とか夕立ちもなく、これほど雨を待ち望んだ夏は初めて。
雨よけのビニールをかけるつもりでパイプだけさした状態のままの
トマトたち(雨に当たるとすぐ割れてしまう)も、幸運にも雨に当たる
事もほぼなく、甘くて美味しいトマトがとれています。
こちらは、イタリアの加熱用トマト‘サンマルツァーノ’。
夏は全てが同時。畑の管理、収穫、はもちろん、お世話になっている人に
山屋の夏野菜＆ガーデンブーケ＋塩尻のフルーツを送ったり、完熟トマトを
ソースにして、瓶に詰め込んだり。朝市やイベント、来客も多い時期なので、
色々が追いつきません。
ナスの紫、赤いオクラ、グリーン濃淡のピーマンや甘い唐辛子。
ミニトマトのツル下ろし作業でうっかり折れてしまった、
たわわに実った黄色いミニトマトも飾りになります。
一番嬉しい夏野菜たっぷりの朝ごはん。
それが朝市続きだと、忙しくパンと野菜を持って行ってサンド
にして食べたり、収穫しても食べてる暇がなかったり。
やっぱり朝はご飯とお味噌汁、たっぷりの野菜をとらないと、
一日のエネルギーが充電できません。
先日、原村にオープンした石窯パン屋さんへ
開店祝いのご注文をいただきました。
山屋の庭の花たちは頼りないものも多く、オアシスに挿す
アレンジメントが難しいこともあるのですが、ひまわりを
中心にし、ウチの花だけで高原のパン屋さんをイメージして
バスケットアレンジに仕上げました。
私の数年前からの夢「石窯パン屋」。憧れです。
こちらは先日の銀座naganoから帰った後の
我が家の土間ディスプレイ。
数週間続いていた酷暑が和らいできました。
朝市期間中、例年原村でノースリーブを着ることなんて2，3回なのに、
今年は原村でも午前中から30℃なる日が多く、いつになくノースリーブ
が活躍しました。今朝は雨ふりの朝市。今後の寒さを連想させるような
肌寒い朝。こうなると、残り少ない2015年の夏をもっと楽しんでおかな
いと、と焦ります。
先日、朝市終了後に原村での川遊び。
赤ちゃんの時からいつも一緒のこの二人。
美しい色のトンボに夢中だった息子と帰宅後に図鑑で調べたら
「ミヤマカワトンボ」ではないかということに。
このトンボ、一時間以上も川に潜っていられるそうです。
その後、知り合いの炎天下のベリーファームでブルーベリー摘みを。
もう慣れたもので「母さん赤いの入ってる！」なんて怒られてしまいました。
チェックがキビシイ！
銀座naganoでのイベントでお出ししたスィーツにも使い、とても喜ばれました。
今週のご案内です。
●原村高原朝市
8/13,14,15,16出店します。(6:30-8:00頃まで)
それ以降は通常通り、土日祝の出店になります。
一つ一つ器や雰囲気の違う多肉植物の寄せ植えも各種揃ってます。
森の中では雑穀がなおさら爽やかに。ー
常連さんはドライフラワーのコサージュとガーデンブーケで
カラーコーディネート。
●松本LABORATORIOマルシェ
8／16(日)11:00-15:00頃まで
原村高原朝市の後に向かいます。ガーデンブーケは完売して
しまっているかもしれませんが、ご了承ください。
皆さまのお越しを心よりお待ちいたしております。
先週4日に行われた銀座naganoでのイベント。
「生活芸術家たち」の出版社ジャパンライフデザインシステムズの皆さんと
長野県ブランド推進室の職員さんの協力を得て、ディスプレイ、出張マルシェ、
ハーブのワークショップ、スィーツの提供を任せていただきました。
参加者のみなさま、ありがとうございました！
また次へとつながっていけば良いなと思っています。
色鮮やかな信州の夏野菜を使った店頭ディスプレイ。
このgarden山屋の看板は、静岡の海で拾った流木に、急に思い立って下書きも
せず彫刻刀で掘り、ペイントしたもの。数年前に夜中に勢いで仕上げた作品。
こちらはりんご農家の知人にお願いし、摘果りんごを
分けてもらって、8月らしい爽やかなディスプレイに。
この日の東京は37℃。植物が心配でしたが全員無事でした。
二階のイベントスペースは、地元の木材を使用した長野県の
木工作家さんが数名が作ったもの。それぞれ木材もデザインも
違うのが面白く、木材溢れる空間は落ち着きます。
「生活芸術家たち」で使用された美しい写真の巨大パネルたち。
鮮やかな虫までお供して来た、ブラウンフェンネル。
塩尻から持ってきたモノはこの空間にどれも馴染んでいました。
ワークショップでは、7種類のドライハーブをお好きにブレンド
していただき、サシェやバスボールに。
リネンの布にスタンプを押す、夏バージョンの新作サシェ。
スタンプの絵柄、色によってもだいぶ雰囲気が変わります。
塩尻の自慢の果樹園より、旬のプラム数種を飾りました。
茅野の写真家・ヨガ講師・大学教授のキクチさんとの、
トークセッションも、なんとか無事に終わり…
プラムや桃、ネクタリンなど6種類のフルーツ・ジンジャー風味
木曽ヒノキのプレートの画像をいただいて閃いた8月のフルーツプレート。
原村で息子と摘んできたブルーベリーと山屋のブラックベリーで作った
bbケーキと、頼んで集めて置いた貰った葉っぱ付きのプルーン、ブドウの
葉っぱで、コーディネート。やはり「食」関係はテンションが上がります。
参加者、協力者の皆様にもとても好評で、フルーツ王国塩尻の良いアピール
になったと思います。今から秋にかけて美味しくて美しいフルーツが豊富な
塩尻。ワイナリーも点在しているし、漆器工芸も盛んです。宿場町もよし。
ぜひ、みなさま一度塩尻においでください。
ここのところ忙しすぎて、ブログに載せたい話題がたまっています。
どれも、一週間後に事後報告。そんな状況ですが、私にとってこのブログ
は貴重な記録であり、アルバムであり、もっと大げさに言えば‘財産’。
本当はアナログでガーデン記録ノートをつけたいのに、畑で記録したメモ
は何時の間にか行方不明！なんていう理想と現実にもがき苦しみながらも
去年はいつ頃この花が咲いたかな、何ていう品種の種を蒔いたかな、など
案外ブログが頼りになる事も多いのです。
それからその時の心境や境遇、感激したコト、夢、希望、目標…写真と共に
振り返ると、あっという間に過ぎる一年でも一歩一歩山あり谷ありの日々を
送りながら年を重ねていることに気付かされます。
それらを少しでも皆さんにお裾分けできたら、楽しんでいただけたらという
気持ちで、ブログを綴っています。
語るのはほどほどにして、先週土曜日の「小屋フェス」の様子をご紹介。
茅野で9日間開催された屋外イベント‘小屋フェス’。
統一感のあるセンスのよい会場の雰囲気と、若いスタッフさんたちが
生き生きと、楽しんで動いている姿に感激しました。
茅野の草原に、個性的な小屋の展示場や、物販・飲食・ワークショップ・
ライブと盛り沢山であるにも関わらず、とても穏やかで居心地がいい。
ハンモック屋さんも出展。
アグレスさんの宝石のようなカラフルミニトマト
こちらは小屋づくりワークショップ。自然素材の小屋づくりを。
息子も飛びつき、お兄さんたちからも「ハルト、イイぞ！」と
可愛いがってもらいながら、しっかり丸太を抑え始終真剣な姿。
後は屋根をつければ完成。ここで記念写真。みんなイイ表情！
この古木とガラスの看板が素晴らしい！会場図から各店舗の表札まで、
全てこれで統一されてます。我が家にもひとつ欲しいくらい素敵。
途轍もない緑の力。背景に山や木々や草があるから、何倍も魅力的に
イベントを盛り上げてくれていました。また来年に期待してます。