可愛いひとへのプレゼント

お誕生日を迎えた姪っ子さんへのプレゼントのご依頼がありました。
4歳の女の子に喜んでもらえるか、ちょっと心配でしたが
「素敵なものにたくさん触れさせてあげたくて。内容はオマカセします」
というおばさまの思いを聞き、私なりの可愛いひとへのプレゼントを、
楽しみながら作らせていただきました。

毎年買わずにはいられない‘プロピーナ’という、食べても美味しい姫リンゴの
ハートアレンジメント。ちょっと甘く優しい雰囲気に仕上げました。

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数えてみたら我が家の花と市販の花、合わせて13種類の花材でした。
こういう夢のあるお仕事は、単純に依頼されてモノを作る感覚ではなく、
私自身がプレゼントを送る人のような錯覚に陥るほど、気持ちが入って
しまうんです。喜んでくれるかな。こうしたらもっと嬉しい驚きがある
かな。この箱を開けた時どんな気持ちかな。と。

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スウェーデンの絵本作家エルサベスコフの12ヶ月の絵本を添えて。
偶然にも9月のページがリンゴの木の絵で、ピッタリでした。

原村高原朝市を終えて

先月末の週末で、2ヶ月半に及ぶ原村高原朝市もフィニッシュ。
家のこと、庭や畑のこともおざなりにしてしまったり、寝不足や
生活リズムの乱れなど、色々大変なのにわざわざ原村まで行くのは
なぜでしょう。しかも6:30-8:00というたった一時間半のために。

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それは、あそこにしかない空気、あそこでしか会えない人たちが
いるから。標高1370mの森の中で小さなお店を開き、鳥の囀りを
聞きながら、作ったモノを販売できるなんて本当に気持ちがいい。
息子が6ヶ月の時から参加し、いつの間に今年で6年目。

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毎年、楽しみに遠方から来てくださる方や、別荘、ペンションに
お泊りのお方、近くの農業大学校から朝の仕事を終えかけつけて
くれる方、毎日のように朝市に来ている常連さん、そして新しい
出会い。全てがかけがえのないもの。私を動かす原動力になって
います。
お客様として、協力者としてgarden山屋を支えてくださった方々
に感謝の気持ちでいっぱいです。

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終盤に入るとダウンが必要なほど寒いし、夜明けも遅くなって、
夏の疲れも出始めます。夏が終わり、原村高原朝市も終わるのが
何とも切なくて。また来年まで、サヨナラ朝市。
今年も本当に皆様ありがとうございました!
来年のことは、まだわからないけれど、またお会いできる日まで、
お元気で。

*スミコさま
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