山屋野鳥の会②

前回に引き続き、山屋に集う野鳥の様子です。
今度は純和風の前庭。
ガラスが割れてしまったキャンドルホルダーが、まるで鳥たちのためにあったかのような優れもの。雪や雨でも安心の屋根、中心のキャンドルをはめるところには、不安定なリンゴや洋梨も安定、大きさも丁度いい。


ヒヨドリの食欲といったら!
あっという間に小ぶりの洋梨一個食べつくしてしまいます。2羽で飛んできて、代わり番子に少し離れた位置で見張りをしたり、ケンカしたり、見ていて飽きません。


こちらはツグミ。絵に描きやすそうな柄をしてます。
ヒヨドリとは正反対。時々啄むものの、何を考えているのか、卵を温めているみたいにジーっと動かずに姫りんごに乗っかっていたり、長時間居座っていることか多く、のんびりしています。

前回撮って、名前がわからなかったこちらの鳥は、調べてみたところ“シロハラ”のようです。スズメ目ツグミ科ということで、ツグミ同様おっとり系。

その他には、集団で図々しいムクドリ、我が家では通称“黒ヘル族”の長い尾が美しいオナガ、一年中庭をうろついているハトなど10種弱の鳥たちを身近に見ることができます。オコタにあたりながら、雪景色と野鳥観察。真冬のささやかな贅沢です。

 

山屋野鳥の会①

2月に入ると、自然界はいよいよ食糧難になるのか、野鳥が山屋に集まってきます。

こちらも、それを知っているので、さんざんディスプレイに使ってシワシワになってきた姫りんごや、飾り用格外洋梨など、前庭と裏庭の定位置に置いておきます。リンゴを剥いた皮や芯も、息子がキッチンの窓から豆まきのように勢いよく投げると、もう木の上や遠くから鳥たちは見ているようで、ピーチクパーチク!

今日はじめていらしたお客様に大興奮! 美しい緑色の小さなこの鳥は、ウグイスかと思いましたが、調べてみると、メジロ。確かに体のわりに白目が大きくて可愛くて、愛嬌があります。

こちらは、私が一番好きなヒヨドリ。
椿の花の蜜や果物が好物で、食べ物がなくなると、集団で花壇の葉牡丹に寄ってたかって突っついたりと、害もありそうですが、このバランスの良い容姿と、可愛らしい顔立ち。たまに、ワックスで整えたかのような粋なヘアスタイル?の子もいてなんだか面白い。毎日訪れ、キッチンの窓のすぐ側まで近づいてリンゴを食べたりと、警戒心は弱いようです。

他にもまだ数種類訪れる鳥たちがいるので、またご紹介します。