灰の水曜日

バラ‘Ash Wednesday‘アッシュ・ウェンズディ。
’灰の水曜日’とは、教会歴で、イースター(復活祭)46日前の水曜日の聖灰祭。
四旬節の第一日にあたり、カトリック教では、信者の額に聖灰で十字架のしるしをつける教会の習慣があるそうです。初めて、カタログでこのバラの色を見た時にビビ!っと衝撃が走りました。まさに、グレーがかった淡いピンク色で、なんとも言えない素敵な色。ただし、一季咲きで病気にも弱いよう。来年も元気に咲いてくれるか心配です。

緑のアーチ

キッチンで生まれる生ゴミを、埋め込み型のコンポストで微生物に分解してもらう。
できたフカフカのたい肥は、豊かな畑の土となり、そこで野菜を育てる。
そのみずみずしい野菜を食べて、エネルギーがみなぎる。

冬の間は生ゴミも凍ってしまうので、ストップしてしまうのですが、
こんな身の回りのささかな‘循環’は気持ちの上でも負荷がなく、
微生物の働きには驚きと感謝しかありません。
生ゴミをコンポストに捨てに行く時に、この緑のアーチをくぐっていくと、
ちょっと面倒に思えていても、いい気分になります。

6月のマルシェ

今週末6/20(日)は、松本LABORATORIOさんの月に一度のマルシェです。
お天気が心配ですが、ガーデンブーケ、鉢植えのグリーンや寄せ植え、リースなど販売しますので、ぜひお越しください。(写真は先月のマルシェの様子)

松本LABORATORIOマルシェ 毎月第三日曜日・11-15時頃まで開催。

自然光の演出

庭や植物、やさいの写真を撮る時には、自然光の演出の力をお借りしています。同じ被写体でも、晴れた日、雨の日、曇りの日、朝日、カンカン照りの昼間の日射し、傾いた日の光、夕暮れ時で、全く別の顔に。知らないだけで、できているのかもしれませんが、人工的に自然光のような光を作り出すのは、どんなに技術が進歩しても難しいと思います。
私の中のゴールデンタイムは、何もかもが黄金色に輝く、こんな「一日のご褒美」のような夕方のひととき。

6月の庭

6月は、庭が最も美しい季節。宿根草メインの山屋の庭は、年々もくもくしてきて、春先に雑草を退治しておけば、その後の草むしりはほとんど必要ないほど。今後は、増えすぎた植物を整理したり、全体のバランスを見ながらの引き算も大事だと感じています。
塩尻でも連日30℃前後の強烈な暑さにまだ体がついていきませんが、早朝に朝露に濡れた庭を一回りすればその日一日の活力をもらい、西日に輝く夕方の庭を一回りすれば、暑さで茹ったような心身がクールダウンできる、植物たちが織りなす不思議な魔法に助けられています。

White&Green

爽やかな白とグリーンの組み合わせが好きです。今日の塩尻は28℃!こんな蒸し暑い日にも、白グリーンの植物を見ているだけで、清々しい気持ちになります。

育てること

今年も、息子とラディッシュ、ビーツ、ほうれん草、ニンジン、とうもろこし、枝豆、落花生などの種を播きました。前半戦の5/16種まきしたものは発芽の頃適度に雨もあり、ほぼ順調に発芽し育っています。息子も、だんだん大きくなって、140㎝を越えました。植物を育てることも、人間を育てることも、なかなか思い通りにはいかないけれど、毎回立ち止まり、迷い悩みながら、季節と共に歩んでいると、笑いあり涙ありの日々の中に‘発芽’や‘収穫’のような喜びがあって、そんな「やった!」と思える瞬間が、次へのエネルギーになっていくのだと思います。