立春

ここのところは、やっと美しく降り積もる雪が降ったり、冬でもなかなか凍らない田んぼの周りの用水路(平出の泉や山からきれいな水が常に流れている)も表面が凍るほど冷え込んだりと、真冬らしい気候でしたが、「立春」の昨日2/4は、なんと各地で春一番の知らせ!
長野県は海がないために「春一番」とは言えないそうですが、10℃近くまで気温が上がり、いつも通り着込んで朝の犬散歩に出かけたら、気持ちが悪いくらいの暖かさでした。近所の梅は1月上旬にちょっとしわくちゃのまま咲いていたし、年々おかしな気候になっているように感じます。

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秋のうちに植えておくヴィオラは、冬の寒さにじっと耐え、その姿は可愛そうなくらいですが、春になると驚くほど株を広げ、春植えとは比べ物にならないくらい旺盛に育ちます。植物たちも誤解してしまいそうだけど、まだまだ冬。もう一息頑張って、春を迎えてほしいと思います。

真冬の平出遺跡

今朝も氷点下10℃以下の冷え込み。
この時期、遺跡では一棟一棟の藁ぶきの住居の年に一度の燻煙作業が行われます。
防虫・防腐対策として欠かせない大事なお仕事。殺菌効果も高い杉などの半生の針葉樹でじっくりと、一棟に一日以上かけていぶしています。
隠れた努力のおかげで、維持されていることを身近に知ることができ、なおさら愛着が湧いています。

三九郎2019


今年は、例年より少し遅めの冬休みが明けてからの三九郎。
数日前まで雪予報だったけれど、見事に穏やかに晴れました。


花もちやお餅、マシュマロ、すあま…その他変わり種
それぞれ好みのものを家庭で柳の枝に差して仕込んだものを釣り竿のように持ちながら、時間になるとあちことから子供たちが集まってきます。
これを、だるまや松飾りなどで肉付けした御神木を燃やしたおきで炙って、一年の無病息災を祈って食べる伝統行事なのですが、これがなかなか上手に炙れず、生焼けだったり、マシュマロなんかは溶けてしまったり、難しい!それでも子供たちは火照った真っ赤なほっぺたで、美味しそうに、楽しそうに頬張っていました。

オーダーメイドリース

年末に白馬村のペンションに発送した大きなリース。
ご主人がイギリスの方で、イギリスの田舎で暮らしていた時、
村には野生のキジがたくさんいて、ご近所にキジの羽根を使ったりワイルドで個性的なリースを作る方がいて、とても好みだと、写真
を見せてくれました。
出来る限りご要望には応えたいと思い、友人に頼んで、羽根を入手。
雪に包まれるペンションをイメージしながら、作りました。
発送出来るか不安になるほど大きなリースでしたが、案の定そこのペンションにはピッタリ!ご依頼主もAmazing!!と喜んでくださり、
近いうちにスキーしがてら訪ねていきたいと思っています。

2019初マルシェ

今週末1/20(日)は今年初めてのマルシェ!
おそらく一年のうちで一番寒いマルシェで今年もgarden山屋活動始まります。

1/20(日)11:00-15:00頃まで
LABORATORIOマルシェ(松本市大手・毎月第三日曜日、屋外にて)
季節のブーケ、リース、手編みリストウォーマー他持っていきます。
あたたかくしてお出かけください。お待ちしております。


12月のマルシェの様子(クリスマス前)

氷点下パラダイス

これまでにない雪不足に頭を抱えているスキー場も少なくない長野のこの冬です。
それでも気温の方はちゃんと1月らしく、氷点下10℃以下の日が何日もありますが、
最高気温も1月にしては上がる日も多く、諏訪湖もなかなか凍らない様子。


お正月。何もかも止まったような氷点下のパラダイス。
寒さを忘れて、自然が作り出す様々なカタチに魅了されていました。
寒すぎて、デジカメも不調になったり、レンズが曇ってしまう塩尻の冬です。

一週間が過ぎ

早くも年明けから一週間が過ぎてしまいました。
今日は息子の小学校も始業式。これで通常モードと思いきや、さっそく今週は学校の
スキー教室があったり、金管バンドの朝連が始まったりと、フルスロットル!

東京は寒いといえども、塩尻からすればコート要らずの寒さでした。
実家での定番のおせちスタイル。

中央道上りのUターンラッシュを横目に2日に塩尻へ。
東京の寒さとは一転!頭がキーンとなり、気が引き締まる塩尻の1月。

塩尻版おせちは残り物でこじんまりと。
明治時代の染付の陶器の重箱に詰めてみたら、可愛いらしくて。

山屋のクリスマス 2018

毎年、一年で最も忙しい山屋の11月中旬~12月。
お盆の頃も忙しさは同じくらいかもしれませんが、寒い、日が短い、それだけでも植物を扱うモノ作りには過酷な環境になります。
販売だけでなく、ワークショップの連続、というのも、材料の確保、準備、移動など、神経をつかうことが多いので、年末は抜け殻の様。
先週末、お正月飾りのワークショップをやらせていただき、昨日は最後の納品、そして今日からは東京の実家で数日間過ごしてきます。
その前に!私自身の記録のためにも、クリスマスのことをアップしないと年が越せないなと思い、もうお正月ムードではありますが、今年の山屋のクリスマスの様子を少々ご紹介。

息子が作ったクリスマスカード。
スイスの家族へのクリスマスプレゼント(毎年恒例、大好物のオカキや柿ピー)に
添えて航空便を送りました。私たちのワクワク感を詰めた箱は海を越えて…

真っ赤な野ばらの実だけのリースと数種の針葉樹だけのリース。

今年も立派なモミの大枝が手に入り、鼻歌まじりに脚立に乗って飾りつけする息子。
トナカイとそりは上の方…など色々と彼なりに描いているイメージがあるようです。

国内外から、そしてまた何十年も前に買ったものから最近買ったものまで、少しずつ集まったクリスマスオーナメント。繊細なガラス製のものは割れたりなくなっていくものもありますが、箱や包みを開けながら選んで飾る作業は、それだけでもわくわく楽しいものです。
絵本や映画の世界でみた憧れのクリスマスツリー。モミの木を畑から選んで買ってきて、丁寧に飾りつけして、本物の小さなろうそくたちに火を灯し、クリスマスソングを家族で歌う…そんな夢のようなスイスでのクリスマスの思い出を昨日のことのように今年も思いだしていました。

年の瀬

今朝は冷えました。キッチンに降りてみると、室温0℃!
シンク内で水につけておいた小松菜は見事に凍っていました。
寒い寒い、と言いながら、灯油ストーブで昨日から仕込み始めた黒豆を
ことこと煮ています。

お正月飾りについてお知らせです。
松川パン商店さんは、本日より年末年始休暇。
ラボラトリオさんは、本日午後追加納品予定です。
クリスマスリース同様、一点一点ちょっとずつ違うので、選ぶ楽しみも
あるかと思います。プラスチック製品が多い中、自然素材の素朴な美しさ
は、やや地味ではありますが、品があると思っています。

フレッシュリースづくり × Michishita Cafe

松本市神田のミチシタカフェさんにて、毎年クリスマスシーズン恒例の
フレッシュリースの二回のワークショップをやらせていただきました。

住宅街にひっそりと佇む、隠れ家的カフェ。とても素敵な空間です。
ベーグルが大人気で、すぐに売り切れてしまうほど。それもそのはず、
しっとりとどっしりとした食べ応えのあるベーグルはとても美しく丁寧なお仕事。
四季折々、季節感のある日替わり商品もあり誰もが病みつきになってしまいます。
今年はお店のシンボルである鹿の角の下に、大きなリースもご注文いただきました。

今年は初めて、カフェスペースを午前中貸切にしていただき、贅沢な光と雰囲気
の中で、みなさま楽しみながらも黙々と針葉樹に触れて丁寧に作っていました。
ベテランの方もいれば、初めての方も。それぞれに個性があって素敵な仕上がり。
「今日の今日まで(昨年作ったものを)もたせました!」なんて、嬉しい報告も。
このリースは、水を切らさず、バラを差し替えたりしていれば、長期的に飾って
おけます。お正月バージョンにアレンジしてもまた良し。ある程度フレッシュを
楽しんだら、ドライにして一年。。なんだかとても嬉しいです。

毎年、こうしてワークショップをやらせていただけることが光栄です。
参加者のみなさま、ありがとうございました。