キャンドルスタンド

これからの季節、こんなキャンドルスタンドはいかがでしょう?
アジサイの表情豊かな花色は、色合わせが楽しい。
何を作るにも頼もしい存在です。

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原村高原朝市も、いよいよ残りわずかとなりました。
9月中は土・日・祝日のみの開催です。
今年はシルバーウィークもありますので、ひと足早い‘秋’を見つけに、
原村へお越しください。
尚、ドライフラワーは湿気が大敵なので、雨の日はお休みします。
(先週末、来てくださったお客様、ゴメンナサイ!)

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それから、朝市期間中お休みしていたワークショップですが、
10月から、また再開したいと思います。
11,12月は、恒例のクリスマスワークショップが続きそうです。
詳細が決まり次第随時ブログにてお知らせしますので、お楽しみに。

西洋ニワトコ

写真は一ヶ月程前のものになってしましましたが、エルダーについて、
色々調べてみました。

スイカズラ科 ニワトコ属 落葉低木植物(3〜5m) 北米・ヨーロッパ原産。
マスカットのような甘い香りの白い集合花の後に、黒色を帯びた紫色の
果実をつける。
英名のエルダーはアングロ・サクソン語で「炎」を意味する「エルド」から。
枝の芯を取り除いたものを火おこしの道具として利用したそうで、日本では
木の枝や幹を打撲や骨折、打ち身などの湿布薬として用いたため「接骨木」
とも呼ばれています。

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昔から「万能の薬箱」と言われており、古くは石器時代から利用されていたとか。
歯痛、風邪・感染症、火傷の塗り薬などの他、18世紀には美白・そばかすの除去
に効果があるとされ、ヨーロッパで流行。近年は、目の健康維持、免疫力の向上、
インフルエンザ予防、ストレスへの抵抗力、血液をサラサラにし、アレルギーや
脂肪の吸収を抑えるなどの効果が認められているそうです。エルダーフラワーは
ノドに良いので、ノドが弱い私は、毎年花の時期にシロップを作り保存してます。

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一方、生や未熟な果実、葉、樹皮には人体に有害な成分が含まれている事から
ヨーロッパでは迷信や伝説が多く存在しています。
イエス・キリストが処刑された十字架の木、キリストを裏切ったユダが首吊り
した木もエルダーだと言われており、最近ではハリーポッターの最強の杖として
登場したりと、魅惑に満ちた植物でもあります。

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こちらは我が家のブラックベリー。
もともと、生で食べてもそれほど美味しいものではないので、ジャムやお菓子に
使いますが、ほとんどはグリーンのうちから色づくまでの間ブーケで活躍します。

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毎回生ゴミをコンポストに捨てに行く時、このブラックベリーのアーチを通ります。
朝はたいてい蜘蛛の巣の餌食になるので要注意。(写真は春。今は鬱蒼としてます)

山屋ドライフラワー工房

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我が家二階でのドライフラワー作り。ちょっと前までは極めて順調でしたが、
ドライフラワーにするには、晴れた日に収穫すべき。せっかく材料は沢山
あっても、収穫できない日々が続いているのが残念です。
何はともあれ、そろそろ太陽が出てきてくれないと、どんどん消耗していく
ばかりで、ソーラー発電のような私の体と心はアラームが鳴りそうです。

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私にとっての‘喜び’や‘愉しみ’は広範囲に及びます。
植物を育てる事だけでも非常に奥深いことですが、その先にあるもの。
それこそが、またひと味もふた味も深みを増す面白さを持っていると思います。
例えば、花や野菜を作ることは、その道何十年のベテラン農家さんには敵わない。
けれど、不格好な出来の悪いモノでも、それをどう生かすか、考えたり閃いたり
して、第二、第三の形を創り上げることは、無限の可能性があると思います。
種を蒔いた植物が花を咲かせ、それをガーデンブーケやドライフラワーにする。
ブーケやドライフラワーのリースが誰かの暮らしを豊かにしているかもしれない。
マルシェやイベントで、野菜や作品をひとつのディスプレイとして完成させる。
それに感激したお客様が、嬉しそうに写真を撮って行かれる。
育てた野菜を収穫し、調理する。時にはメニューを先に思いついてから収穫する。
出来上がった料理やお菓子を食べて、誰かが喜んでくれる。
そういった広い意味での「モノ作り」が、garden山屋の世界を創り出しています。

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当然のことながら、仕事と子育てをしながらでは、思うようにいかない事ばかり。
それでも、様々な場面で支えてくださる方々に助けられながら、過ごしています。
日常の些細な雑務から、クリエイティブな造形作業まで、やりたいことは常に100
位あって、いつも消化不良状態が続いているけれど、純粋な喜びや感謝の気持ちを
忘れずに、一歩一歩前進していかなくては、と言い聞かせるこの頃です。

夏の終わり

9月です。早くも2015年の3/2が過ぎてしまいました。
天候不順に調子が狂いますが、皆様お元気でしょうか。

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山屋の裏の長いも畑。
グリーンの長細いハート型とツルがキレイです。

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年々、異常気象が気になるところ。今年もおかしな気候が続いています。
この夏もお盆までは雨を待ちわびる日々が続き、育ち盛りの野菜や花も苦しそう
だったのが、ここへきて梅雨のような雨続き。一日のうちでも降ったり止んだり、
薄陽がさしたりと忙しく、それに伴って気温も肌寒いかと思いきや、急に蒸し暑
くなったりと、ただでさえ夏の疲れが出やすいこの時期だというのに、困ります。
野菜や花も株元が蒸れて腐ってきたり、せっかく良い調子だったミニトマト類は
日射量不足で色付きが遅い上、雨による裂果。これからが終盤戦の夏野菜の収量
も低迷していて、お盆中から雨続きだった昨年を思い起こさせます。

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今週末の予定
●9/5(土) 11:30〜14:00ごろ 塩尻JAVAマルシェ
このお天気で山屋の夏野菜も品薄ですが、原村高原朝市の後向かいます。

●9/6(日) 9:00-15:00 伊那の鳩吹公園で開催されるフリーマーケット「ポッポ市」
原村高原朝市はお休みして、久しぶりのフリマ参戦です。

Sonnenblume ひまわり

特段、ヒマワリが大好き!という訳ではないけれど、夏の風物詩である
ヒマワリ。絵心をくすぐられるのも、よくわかります。

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毎年山屋では、こぼれ種で自然にでてくるのですが、それはたいていが
普通の黄色。ガーデンブーケに入れるには、ちょっと平凡になってしまう
ので、出来るだけ色味のものを残したり、育苗して植え付けたりしてます。

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肥料がそれほどなくても、2,3mになり、大きな花を幾つも咲かせるヒマワリ
の生命力には脱帽。種を食べたり、油をとったりするのだから、またスゴイ。

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よくみると、パステルで色づけしたような、微妙な色使いに感激します。

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この種の並びにも。

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友人から種をもらった黒花品種は、やはり素敵でした。
横顔や後ろ姿も美しい。

ホップのリース

今年も我が家のグリーンカーテンのホップが穂をつけました。

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お天気が続いた後の朝市など、気まぐれに登場します。
持って行くと、必ず売れてしまうホップのへなちょこリース。
この素朴なリースたちは、さり気なく飾るのが似合います。
キッチンの壁などに。ビール好きな方へのプレゼントに?
運良くイベントや朝市で出合ったら、ぜひお一ついかがですか?

夏の思い出

お盆休みに、短大の時の親友ファミリーが東京から遊びに来ました。

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小1、年中、1歳目前の全員男子!
それに年長の息子も加わり、男の子パワー全開!

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自然体験がなかなか出来ない環境にいるから、と、
4,5年ぶりの訪問をとても楽しみにしていた友人。
草ボーボーの畑で、収穫体験や虫の観察など、
楽しんでいました。我が家の農場主は監視役。

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釣り堀で釣りも楽しみました。何時の間にか親たちの方が真剣になり、
執念で釣ったイワナやシナノユキマス。ニジマスはしっかり人数分
釣れて、バーベキューで味比べ。

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野菜の美味しさが一番引き立つ炭火焼。
地元、自分の畑でとれた野菜をふんだんに振る舞えるのは
夏ならではの‘最高のおもてなし’だと思ってます。

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最初のスイスで買って来た、スェーデン製の耐熱皿に。
ユーズドですが色、サイズ、デザイン、どれをとっても文句なし。
来客時には活躍します。

体験学習

玄関先にあった息子の作品。
単なる泥だんごも、ひとつのアート。

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ここで暮らしていると、そんな発見がたくさんあります。
人の手が加わっているものからいないものまで色々。
わざわざ遠出しなくても、実体験を通して学べる場所。
この畑から、一体幾つのことを彼は学んでいるのでしょう。

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もっと高いところに行きたかっただろうに。
運悪く、短い茎を選んでしまったセミが精一杯努力した痕跡。
短い生命の中で、自分の過去をこうしてアートにして残すセミの
姿に思わず感動します。

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山屋の夏野菜

今年の夏は、とにかく晴れ続き。
ゲリラ豪雨とか夕立ちもなく、これほど雨を待ち望んだ夏は初めて。
雨よけのビニールをかけるつもりでパイプだけさした状態のままの
トマトたち(雨に当たるとすぐ割れてしまう)も、幸運にも雨に当たる
事もほぼなく、甘くて美味しいトマトがとれています。

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こちらは、イタリアの加熱用トマト‘サンマルツァーノ’。

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夏は全てが同時。畑の管理、収穫、はもちろん、お世話になっている人に
山屋の夏野菜&ガーデンブーケ+塩尻のフルーツを送ったり、完熟トマトを
ソースにして、瓶に詰め込んだり。朝市やイベント、来客も多い時期なので、
色々が追いつきません。

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ナスの紫、赤いオクラ、グリーン濃淡のピーマンや甘い唐辛子。

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ミニトマトのツル下ろし作業でうっかり折れてしまった、
たわわに実った黄色いミニトマトも飾りになります。

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一番嬉しい夏野菜たっぷりの朝ごはん。
それが朝市続きだと、忙しくパンと野菜を持って行ってサンド
にして食べたり、収穫しても食べてる暇がなかったり。
やっぱり朝はご飯とお味噌汁、たっぷりの野菜をとらないと、
一日のエネルギーが充電できません。

NEW OPEN

先日、原村にオープンした石窯パン屋さんへ
開店祝いのご注文をいただきました。

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山屋の庭の花たちは頼りないものも多く、オアシスに挿す
アレンジメントが難しいこともあるのですが、ひまわりを
中心にし、ウチの花だけで高原のパン屋さんをイメージして
バスケットアレンジに仕上げました。

私の数年前からの夢「石窯パン屋」。憧れです。

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こちらは先日の銀座naganoから帰った後の
我が家の土間ディスプレイ。

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