長く厳しかった冬が過ぎ、春がやって来ました!
その証拠に、我が家の庭のトップバッター‘スノードロップ’がなんとも健気に咲きました。
さぁ、いよいよ春の訪れ!寒くて先伸ばしにしてしまっていた色んなことに取り組む意欲がわいてきました。息子も、一日に何度も庭をオモチャの車で一周したり、泥んこになって遊んでいたり、気がつくと庭にいて要注意ですが、やっぱり外遊びは嬉しそう。
投稿者「atorie_mayu」のアーカイブ
味噌づくり
先日、我が家の約一年分の味噌づくりをしてきました。友人から誘ってもらって、地区の公民館のような所の調理場をお借りして、味噌づくりの達人たち七名と、新人ママたち四名で、ほぼ一日がかりの作業。
長野県産大豆と米100%のぜいたくな自家製味噌です。年代物の巨大圧力鍋で蒸した大豆のおいしいこと!つまみ食いをしながら、豆を機械で潰し、麹、塩を混ぜ込み、空気が入らないように容器に詰める。あとはカビに気をつけて、おいておくだけで、秋から美味しい味噌が食べられるわけです。朝は納豆ご飯とお味噌汁がないと元気がでない私は、ほぼ毎朝、昨年仕込んだ味噌をありがたく食べています。
それにしても昔の人ってすごいなぁ。
ふと、スイス人がチーズを作るのも、こんな感じなのかなぁ、なんて考えていました。
フランスの香り
息子同様、先月誕生日を迎えた私に、友人から誕生日プレゼントが届きました!パリに数年暮らし、お花屋さんでも働いていた彼女。結婚後はじめての二人の旅行で、しばらくぶりの2月のパリを訪れたそうで、包み紙を開けた途端、フランスの香りが広がりました。
スイスにいる時も、よく見ていた雑誌(庭、自然、動物、料理、クラフトなどアイディア色々)のフランス語版(今回は大好きなスノードロップの特集も!)、フランスらしい香水付きの粘土で型どった壁掛け、馬のポストガード、それから!いよいよ彼女が奈良にオープンすることになったお店‘picnique’のショップカードと小さな手作りコサージュ。
‘picniqueピクニック’はプリザーブドフラワー、ドライフラワー、フレッシュフラワーや雑貨のお店で「毎日の暮らしの近くにある花―毎日の小さな楽しみを、バスケットにつめるように…」と。
好奇心旺盛で経験豊富、音楽活動もする彼女とは短大時代からお付き合いさせてもらっているのですが、いよいよ一つのお店としてスタートすることになって、嬉しさと楽しみが膨らみました。
今年の夢は奈良への旅!
お絵かき
まだ息子が生まれたばかりのころ、とある洋書屋さんのワゴンセールで見つけて買っておいた、かわいらしい本。
あの‘腹ペコ青むし’の作者エリック・カールのお絵かき絵本でした。
最近、お絵かきをよくするようになった息子は先月三歳の誕生日を迎え(危うく本の存在を忘れるところでしたが…)誕生日のプレゼントにしたら、大興奮!
白いクレヨンが三本と消しゴム代わりのスポンジがセットになっていて、分厚いページごとに描かれた家々の煙突に煙を描いたり、雲を描いたりすることができて、彼は線路を描くのに夢中。
オモチャの対象年齢というものが最近になってよくわかります。この本も、もうちょっとずれていたらこんなに遊ばなかっただろうし、頂き物やお下がりの積み木やおままごとセットも今やっと、それらしく遊べるようになりました。
あんまり早く成長しちゃうのも寂しい気持ちもあり、日々の成長に感動もして…
真冬のご褒美
こんなにも雪が続くと、鳥たちは美味しい果実に飢えているようです。1ヶ月以上前からぶら下げていた野鳥用のリンゴには今まで知らん顔だったのに、数日前から急にすごい勢いで食べるようになり、食卓から鳥たちがリンゴを食べる姿を見られます。しばらく観察していると、集会のようにリンゴの周りに四羽集まってしゃべっていたり、順番待ちしている二羽が急かして騒いでいたり、丸々太った子が独り占めして、小さい子たちはなかなか食べられなかったり、周辺の木に何十羽と止まっていたり、本当に面白い。種類も色々で5、6 種類の鳥たちが我が家に集まってきて賑やかです。息子も鳥たちのためにとリンゴをかごに入れて朝一番のお仕事をしてから雪遊びに励んでいました。
雪あそび
雪が大好きな私たちは、朝飯前?に家の前の雪かきをして、歩いて2、3分の平出遺跡へシュピのお散歩に。家から雪の上をソリで散歩できるなんて!
こたつ犬のはずのシュピも雪上サッカーとなると、仔犬のように大はしゃぎで、全身雪まみれになってもお構い無し、サッカーチームにスカウトされるほどの腕前です。ただ、ひとしきり遊ぶと、急にガタガタ震えだし、しっぽをクルンと巻き込み情けなーい姿に。
帰ってきて朝ごはんを食べて暖まって、シュピはこたつで赤ちゃんのようにぐっすり寝て、夕方もまた雪上サッカー。去年の1月のカレンダーの写真(Countryという大好きなイギリスの雑誌の付録)にそっくりの、西日の雪の中の子供を思わせる時が止まったような光景でした。
CAFE BOOK
誰もがそうかもしれないけど、学生〜二十代はいろんなものを見たり、買ったり、集めたり、経験したり…すごくたくさんのことを吸収したと思います。時間やお金の自由度も今とは違います。
最近、昔買ったり、もらったりした洋書なんかを久しぶりに開いてみたりしているのですが、十年位経っていても、改めてイイと思える。それどころか、新たな発見があったり、素晴らしいアイディアが見つかったり。私はモノを持ちすぎなのですが、そういう財産(高価なものという意味ではなく、ガラクタでも私にとっては大切な財産)が今の私を作っているのだと、気付きました。
この本はプレゼントしてもらったロンドンのカフェを紹介しているモノクロの本。庭や畑の話題がでてくるまで、時々我が家の本のご紹介をしたいと思います。