皆が不思議がる山屋の‘くりきんとんの間’の由来は甥っ子に書いてもらった書き初めにあります。雪見障子から光が射し込む床の間が殺風景で、でも中途半端な掛軸も嫌だし、はて何がいいかな…と考えた結果、お習字を習い始めた甥っ子が冬休みに山屋で書き初めをするというので、ついでに何か書いてもらうことにしました。そして閃いたコトバは‘くりきんとん’!時期的にくりきんとんが登場することもありましたが、何より栗には目のない私。(粟と栗を読み間違えて落胆したことが幾度あることやら…)大好物の栗で、文字数も格好がつく、くりきんとんに決まりました。これを書いてくれた小学一年生の甥っ子も、もう五年生!すっかり字も上手になったけれど、私はこのころの力強く味のある字が好きです。「まゆちゃんへ 一年 りんたろう」という気の抜けた小さな字もまたよし。いつまでも飾っておきたい山屋のお宝です。
投稿者「atorie_mayu」のアーカイブ
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すずらん
こどもの日
咲いた咲いた
また来年!
樹木医さん?
サカナとミシンの家
原村の素敵な個人住宅「サカナとミシンの家」で今日と明日、イベントを開催しています。以前、富士見のストーブ生活さんでイベントに参加させていただいたからみで、今回も作品をおかないかと連絡がありました。日にちも少なく、なんだか慌ただしくて、リースを数点しかだせませんでしたが、6、7人の作家さんの作品(陶器や、帽子、子供服…など)と共に、素敵な空間に飾らせてもらえるなんて光栄です。リースも、春らしくちょっと華やかめに、作りました。「日々の暮らしに‘ゆとり’をもたらす遊び心を見つけに来ませんか?」とDMに書かれているとおり、ストーブ生活さんのイベントは、いつも心地よく、人と人との出会いの場所でもあります。今回のことで、また何か広がっていくような予感!
本日の出荷
前回同様に、水仙、バイモユリ、ムスカリ、一人静、ガーデンブーケ。私の一番好きな花、バイモユリは花が咲き始めると花期が短いので、出荷できる回数はごくわずかです。それでも、やはり摘みたては市場のものに比べたら、断然もちがよく生き生きしています。そして、庭で毎日大きなボールいっぱいとれる山屋のコゴミも初出荷!他の生産者さんや市場のものは、たいていお惣菜を入れるような透明パックに入っているのですが、中身は同じでも見せ方で差をつけたい(そうでないと、とても地元の生産者さんには敵いません!)ので、ちまき用に業務用のを買っておいた竹の皮でブーケのように包んでみました。ちょっとした遊び心をわかってくれる人が買ってくれたら嬉しいなぁ。作っている方も時間を忘れるくらい、楽しい作業!