なんだかんだ、毎週山屋プライベートガーデンカフェにお客様をお迎えしています。今日は遥々東京から日帰りで4名のお客様。久しぶりにパンを焼こうと思いつき、今までのお気に入りのオリーブパンを夏仕様にアレンジ。先日のイベントでお隣になった、イタリア食材を販売しているお店で試食をし、感激の美味しさだった‘セミドライチェリートマトのオイル漬け’を適量練り込み、色も鮮やかな元気のでる自家製パンが焼き上がりました。我が家のカブと絹さやに、ツナズッキーニ、インゲン豆を加えたサッパリ塩味のパスタと紫キャベツの蒸し煮、ガーデンサラダ。ギリギリまでメニューも思いつかず、ハラハラしましたが、皆さんの「しあわせ〜」という言葉と笑顔に胸いっぱいの、楽しいランチタイムでした。
最近、忙しすぎてご無沙汰だったパン焼き。やっぱりこのドキドキわくわく感は楽しくて、焼きたてのパンを頬張る瞬間は至福の時!
「お料理とおいしいもの」カテゴリーアーカイブ
Lasagne
スイスの家庭のラザニアが美味しくて、それまで家で作ることはなかったけれど、帰国後は時々食べたくなって作ります。スイスでは基本的にお肉たっぷり牛100%のソースでしたが、せっかく野菜が美味しい季節。新玉ねぎ、ニンジン、キノコ類、ズッキーニを入れ、見た目も鮮やかにしてみました。作り方は簡単!ラザニア板は茹でずに、水分多めのソースと段々に重ね、ホワイトソースとチーズで仕上げ、後はオーヴンにお任せ。友人も息子もフーフーしながら、喜んで食べてくれました。付け合わせは、まだたくさんとれるのに、だんだん硬くなってきてしまった、我が家のガブとガーデンサラダ特製ドレッシング。寒さの厳しい信州。北欧の人のように、陽気がいい時期には、思い切りアウトドアライフを楽しみたいと思います。庭で食べる食事は、それだけでご馳走だから。
アプリコット
ある日のガーデンディナー
Caramel Pudding
山屋プライベートガーデンカフェ
LAGOSTINA
バザーで見つけてしまいました!ゴロゴロと鍋が無造作に転がっている中に、ひときわシンプルなデザインの大きな圧力鍋があるのを。キッチン用品の誘惑には本当に弱い私。圧力鍋は一つあるのに「これだけ大きかったらタケノコや大人数の料理ができる!」などと言い聞かせ破格で買ってきました。家に帰り蓋をとると、年代物(どうやら私が生まれる十年前)の取扱説明書が入っていて感激!説明書によると、イタリア、ラゴスティーナ社の7Lの圧力鍋であること、使い方以外にもラゴスティーナ氏は一生ステンレスと共に過ごし、ステンレスの開発と、その応用に生涯をかけた人であり、企業の収益で世界から留学生を招き、僻地に病院や学校を作って寄付した立派な起業家であったこと、後に世界中で「ラゴスティーナのステンレス」「圧力鍋のラゴスティーナ」と言われるようになったことなどが書かれていて、ますます惹き付けられました。更に画期的なのは、この上ないシンプルなイタリアらしいデザインと、機能的でシンプルな操作方。蓋を取り外す際には、一
枚のステンレス板がしなってまるでマジックのよう。使う度に感心しています。気合いが必要だったタケノコの下処理も楽しく時間短縮!タケノコの煮付けは庭の木の芽をたっぷり添えて…。先日プレゼントしてもらった、お気に入りの陶芸家さんの器にぴったりでした。あまり関心のなかった圧力鍋調理がラゴスティーナの圧力鍋と出合ったことで、一気に世界が広がりました。
嬉しい来客
静岡の友人が久しぶりに来てくれたので、数人集まっての即席ディナー。その友人がお土産にくれた、イタリア産のオリーブの葉っぱの形をした、ホウレン草のパスタに感激!チキンボールとパプリカ、ホウレン草、スナップエンドウのトマトソースにしたら、色鮮やかで好評でした。七種の野菜のスープと、アボカドと硬豆腐のサラダ。それに、デザートは昨夜生地を仕込み、今朝焼いておいたバナナのタルト。昔アルバイトしていたビストロでデザート用に買い取ってもらっていたこのタルトを思いだし、急に食べたくなって久々に作りました。今回は贅沢に台湾バナナ(普段はフィリピンバナナの三倍位のお値段ですが、完熟でお安くなっていた!)を使い、濃厚なのに優しくペロリと食べられてしまうタルトが焼けました。楽しい会話が弾む食卓は、それだけで美味しくて幸せな時間。あっという間に時が過ぎてしまいます。