Tokyo

しばらく実家に行っていました。
東京の冬は、塩尻の秋くらいの寒さ。厚手のコートは必要ないほど快適です。
人間同様、植物たちも快適な様子。最近は個人宅、マンション、会社やショップ、どこも
植栽がすごくオシャレになったように感じています。
もちろん、氷点下になることがほとんどないわけですから、冬に生き生きしている植物の
種類も豊富!車で走っていても、シュピの散歩をしていても、植物に目がいってしまいます。
特に感激するのはオリーブ。私は昔からオリーブの魅力に惹きつけられていて、中学生の時、
「スペインのオリーブ畑で働きたい!」と突然思い、夏休みの自由研究でスペインについて
調べたほどでした。大人になってからは、なんとしてでも東京を出て、自然に囲まれて暮ら
したい!と思った時、第二候補地は小豆島でした。小豆島は、日本で唯一のオリーブ産地。
未だ、訪れたこともない場所ではあるけれど、今の暮らしにはない魅力的な海+オリーブ。
いつか旅してみたいと夢を抱いています。
松本のラボラトリオさんの店先にはオリーブの鉢植えがあるし、塩尻のレストランの庭でも
大きなオリーブが育っていますが、それはごく稀なこと。大好きなオリーブを諦められずに
山屋でも何度かチャレンジしましたが、この家の寒さでは生き残れない、憧れのオリーブ。
そんなオリーブがお庭の立派なシンボルツリーになっていたり、レストランの店先に茂って
いたり、冬でも寄せ植えやお庭の植栽が美しい。そんな都会の光景は素敵だな、と思います。

そして、山屋に帰宅すると、連日氷点下10℃ほどの寒さ!
土間にしまっておいた寄せ植えも凍みてしまったものがあったり、花を生けてあった家中の
花瓶の水が凍りついていたりと、冬こそ留守にできない山屋です。

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いつでも本当にいいコンビ!

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Frohe Weihnachten 2013!

クリスマス、おめでとう!

ホワイトクリスマスではないものの、先日の雪が残ってガチガチに凍っている塩尻。
イヴの夜の気温、−8℃。
サンタクロースもトナカイも凍ってしまいそうな夜です。

でも心はあたたかく、大好きなクリスマスを今年もこうして平和に迎えることができ
ること、幸せに思います。
毎年、クリスマスまでにやりたいこと、飾りたいモノ、アイディアはたくさんあって、
半分も実現できずに過ぎてしまうけれど、今年のクリスマスは一度きり。
毎年毎年のクリスマスが、大切な日であり、それぞれに良い思い出として残っています。
息子はクリスマス=雪、イルミネーション、夜…と考えていて、サンタクロースは小人
さんだそう。彼にとって、今年のクリスマスはどんな思い出になるのかなぁ。

みなさんは、どんなクリスマスをお過ごしでしょうか。
2013年も残り一週間。たくさんの笑顔とともにこの一年を締めくくれますように。

ツリーは断念して、大ぶりのモミの枝に息子と飾り付け。今年はアンティーク調に。

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先日の朝、私のジムニーにかけてあった最高のクリスマスプレゼント

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慌てん坊のサンタクロースが大好きな宿り木を届けてくれました!

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大好きな宿り木。
寄生して木を枯らしてしまうこともあり、厄介者にされる宿り木。
ヨーロッパではクリスマスに登場する伝統ある植物で馴染みぶかく、
直売所やマルシェで売っていたりもします。
日本では入手困難で、花屋さんでも滅多に並ばず、信州では高い木の
上にあるのをよく発見して、いつも羨ましい気持ちでいっぱいでした。
クリスマスに宿り木を。その念願が叶った2013年のクリスマス。
本当に嬉しかった!

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息子が甥っ子へのクリスマスプレゼントにと描いたクリスマスの絵。
大きな雪だるまと、キラキライルミネーションの楽しい世界。

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遅ればせながら…

先月半ば(いや、夏から?)から、リース作りやイベントに追われている日々。
肝心なガーデン山屋の土台である庭や畑に、ほとんど手をかけてあげられず、
もどかしい気持ちでいました。
先週、ちょっとだけ時間があったので、バラの剪定や、枯れた株の片付け、
宿根草の刈り込みなどをし、遅ればせながら買いこんでいた秋植え球根の植付け
をしました。球根の植付け時期は9〜12月とあるけれど、さすがに信州じゃ…
息子と念を込めて深めに植付け、落ち葉をたっぷりかぶせました。
雪が舞う寒い日でしたが、息子は「まったく、こんな台風みたいになっちゃって。
母さん、早くお花を咲かせなくっちゃ!お花を咲かせよう!」と言って張り切って
お手伝いしてくれました。「母さん、畑にお野菜なくなったら、エンエンって泣い
ちゃうんじゃない?」と、心配までしてくれました。
そう、その通り!庭の花や畑の野菜がないとサミシイ。春は、まだ遠いなぁ。

寒さもへっちゃら。冬のリトルファーマーは私の防寒帽子をかぶって土を耕します。

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チューリップとアリウムの球根。つい、変わり種を集めてしまいます。

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信州みたいな寒い所ではダリアは冬の間掘り上げて春先にまた植え付けます。

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春に、出てきてくれることを願いながら…

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落ち葉のお布団。もう少し寒さ対策が必要かな。

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バースデープレゼント

今日は東京に住む姉の誕生日。
ドライシードル(リンゴの発泡酒)と塩尻の洋梨四種類を送りました。
シードルは、リンゴの発泡酒。今年知り合った方の長野市のご実家は
ブドウ、リンゴの兼業農家。 年に数十本だけシードルの甘口と辛口を
頼んで作ってもらっていると知り、お願いして分けてもらえることに。
まだラベルがない、ということでしたが、シンプルなグリーンのビンが
嬉しくて、世界に一枚しかない和紙のラベルを息子と共同製作。
忙しくても、こういうワクワクが元気のもとです。

スイスでシードルは‘MOST’ 。お料理にも頻繁に使います。

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リンゴの絵と彼のサイン

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お店屋さんごっこ

先日、知り合いが山屋にぴったりの素晴らしい拾いものを、軽トラに乗せて来てくれました。
その時は暗がりだったけれど、なんとも言えない可愛い姿に一目惚れ。
絶妙な大きさと、真ん中より右についた引き手、中は木製で見た目のわりにすごく重たいボディーと、ペンキのはげ具合・・・
何のためのものなのか謎ですが、何しろ可愛いくて、ガーデンウェディングの余韻を楽しみつつ、一役終えた色とりどりの役者たちを家の前にウキウキしながら飾っていました。
すると、興味津々で近づいてきた息子も、ルンルン気分でお店屋さんごっこ。
美味しいお料理のためのお買い物を何度も何度も嬉しそうにして、小さなカゴをのせて彼の外遊び用の車で配達もしていました。

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車で配達!

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あっという間に品薄になってしまい、また一からやり直し。先ずは苔を敷いて。

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10月のお散歩

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いつのまにやら、今年も残り2ヶ月!困ったものです。

今週末の三連休には、いよいよ‘八ヶ岳クラフト市’を控え、焦りやら不安やら… なかなか思うように作品づくりも進みません!
それでも、冬が長く寒い信州での野外イベントは、今月がリミット。10月も盛りだくさんでバタバタですが、ひとつひとつを噛み締めるような気持ちでいます。
さて、ここ数日は全国的にも異常な暑い一日でしたね。各地で真夏日更新記録がでたり、塩尻でも最高気温が29℃!不思議な10月の夏の日でした。朝のお散歩もすでに暑かったけれど、寒いのに比べたら、心身共に軽々! ありがたいです。
いまにもこぼれ落ちそうな大きな栗の実や芸術的なワラの山々を横目に、毎日息子はあちこち寄り道して、花を摘みながら、小さな野の花ブーケを作っています。今年はいつまで花が摘めるかなぁ

稲刈り

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連休中日、朝市から帰宅すると、向かいの田んぼで稲刈りをしていました。
そこは隣の畑をやっている、優しいご夫婦の田んぼ。車から降りた息子は一目散に田んぼに飛んでゆき、おじさん、おばさんに混じって手伝い始めました。
おじさんが「ほら、見てみろ!誰も教えてないのに肩に担いで運んで、大したもんだ!」と言い。皆大笑い。息子はわき目もふらずに、一束ずつ何往復も運んでいました。
稲刈りは、四季を感じる農作業のひとつ。秋の一大イベントです。散歩コースの田んぼが日に日に刈り取られてキレイになってしまうと、ちょっと寂しい気もするけれど、親子で貴重な体験をさせてもらえて楽しかったです。
農作物の恵み、自然の恵みに心から感謝できる大好きな秋。9月もあと一週間足らずで終わってしまうのですね。

Karotten 人参

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初夏に蒔いたニンジンが、やっとここまで大きくなりました!
ニンジンは種まき〜収穫まで時間がかかります。その間にネズミにも食べられ、我が家のまだ力不足な有機農法の畑で立派なニンジンを育てることは容易ではありません。
だから、収穫の喜びはひとしお!
息子も「あーこれもチューコ(ネズミ)に食べられてる!まったくチューコは!」と言いながら、収穫していました。

以前、スイスから買ってきたニンジンミックスには、白、黄、紫、オレンジのニンジン。ちょっと小さめですが、カラフルで可愛い!ニンジンの収穫をする度にピーターラビットを思い出します。

夏休み2013

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猛暑が続いておりますが、朝6時半からの原村高原朝市に始まり、毎日屋外を飛び回っています。
炎天下だろうとお構い無し!病気もせず、食欲旺盛、夏バテ知らずの息子です。信州は緑いっぱいの夏のレジャースポットがたくさんあって、退屈しません。
朝市後にエプロン姿のまま、川遊びをしたり、森のおままごとを楽しんだり。
2013年の夏。楽しい思い出いっぱい作ってほしいと思います。