いつもパンづくりや料理を手伝いたがる息子にエプロンを作りたくて、久しぶりに針仕事をしました。手縫いでチクチク。これも精神安定のひとつです。
たしか布を買ったのは去年のこと。やっと出来上がって、息子もますます張り切って手伝っています。
「子育て」カテゴリーアーカイブ
お絵かき
まだ息子が生まれたばかりのころ、とある洋書屋さんのワゴンセールで見つけて買っておいた、かわいらしい本。
あの‘腹ペコ青むし’の作者エリック・カールのお絵かき絵本でした。
最近、お絵かきをよくするようになった息子は先月三歳の誕生日を迎え(危うく本の存在を忘れるところでしたが…)誕生日のプレゼントにしたら、大興奮!
白いクレヨンが三本と消しゴム代わりのスポンジがセットになっていて、分厚いページごとに描かれた家々の煙突に煙を描いたり、雲を描いたりすることができて、彼は線路を描くのに夢中。
オモチャの対象年齢というものが最近になってよくわかります。この本も、もうちょっとずれていたらこんなに遊ばなかっただろうし、頂き物やお下がりの積み木やおままごとセットも今やっと、それらしく遊べるようになりました。
あんまり早く成長しちゃうのも寂しい気持ちもあり、日々の成長に感動もして…
真冬のご褒美
こんなにも雪が続くと、鳥たちは美味しい果実に飢えているようです。1ヶ月以上前からぶら下げていた野鳥用のリンゴには今まで知らん顔だったのに、数日前から急にすごい勢いで食べるようになり、食卓から鳥たちがリンゴを食べる姿を見られます。しばらく観察していると、集会のようにリンゴの周りに四羽集まってしゃべっていたり、順番待ちしている二羽が急かして騒いでいたり、丸々太った子が独り占めして、小さい子たちはなかなか食べられなかったり、周辺の木に何十羽と止まっていたり、本当に面白い。種類も色々で5、6 種類の鳥たちが我が家に集まってきて賑やかです。息子も鳥たちのためにとリンゴをかごに入れて朝一番のお仕事をしてから雪遊びに励んでいました。
雪あそび
雪が大好きな私たちは、朝飯前?に家の前の雪かきをして、歩いて2、3分の平出遺跡へシュピのお散歩に。家から雪の上をソリで散歩できるなんて!
こたつ犬のはずのシュピも雪上サッカーとなると、仔犬のように大はしゃぎで、全身雪まみれになってもお構い無し、サッカーチームにスカウトされるほどの腕前です。ただ、ひとしきり遊ぶと、急にガタガタ震えだし、しっぽをクルンと巻き込み情けなーい姿に。
帰ってきて朝ごはんを食べて暖まって、シュピはこたつで赤ちゃんのようにぐっすり寝て、夕方もまた雪上サッカー。去年の1月のカレンダーの写真(Countryという大好きなイギリスの雑誌の付録)にそっくりの、西日の雪の中の子供を思わせる時が止まったような光景でした。
マレットゴルフ場
達磨さん
三九郎でおっかないダルマさんがいなくなった我が家。
息子を連れ、松本市今井にある宝輪寺の厄除け縁日に出かけました。
「ダルマさんいた!!」と息子が騒ぐ先には、古いダルマさんや縁起ものを回収するための段ボール。これでは息子の夢を壊してしまうかなぁ、と境内に入ると新しい達磨がぞろぞろいて、また息子は大興奮!小ぶりの達磨さんをひとつ購入し、名前と「無病息災」と筆入れしていただきました。今までのはもっと大きな達磨さんだったので、今回のは「おっかない」ではなく「可愛い」そうで…今年は達磨さんの威しは効かない様子…
それでもルンルンで大事に抱えて、撫でてあげる姿を見れば、致し方ない!
この日はまだ大雪の降る前。寒いけど、穏やかで無料の甘酒やけんちん汁(配っている割烹着姿のオバチャマたちがかわいかった!)をいただいて身も心もあったまってきました。
三九郎
先日、地区の三九郎(信州のどんど焼き)があり、念願のまゆ玉づくりに挑戦!息子もちょっとだけ参加してきました。
お正月が過ぎると、スーパーの入口には、柳の枝、米の粉、粉末色素などが並び、三九郎がどれほど多くの人に大切に守られている伝統行事かがうかがえます。とはいえ、枝につけるものは、マシュマロやら、じゃがいもやら、変わり種も増えている様子。
息子は我が家のダルマさん(いつもイタズラすると「おっかないダルマさんが来ちゃうよ!」とおどかしていた)の行方が気がかりで「ダルマさんが火事!」「ダルマさんどこ行っちゃったの?」と後々まで大騒ぎでした。
一番寒い時期の、一大イベントは平和で心があたたまる風景。こんな風景をいつまでも見続けられますように。
初焼き
何事も前もってできない私は、やり残した大掃除や年賀状書きなど、お正月も何かと休んではいられませんでした。
いつもお正月にパンが食べたくなるので、今年は2日に、初焼き? 全粒粉のプチパンとフォカッチャ(モッツァレラチーズ、ドライトマト入り)はどちらも初めてのレシピで。小さなアシスタントは六歳の姪っ子と二歳の息子。みんなで歌いながら、なかなか上手にお手伝いしてくれました。冷凍しておいた我が家のカボチャの濃厚ポタージュとあつあつのフォカッチャを頬張れば、気持ちもホカホカ!
色々張り切りすぎたのか、疲れが出たのか、新年そうそうに風邪をひきながらも気合いでなんとか乗り切っています。それにしても、毎日寒い!さすがにマイナス8℃の朝はキツイです。
雪かき大好き!
真夜中のクッキー工房
昼間寝かしておいた三種類のクッキー生地をとりだし、作業にとりかかったのが既に0時。全て焼き上がった頃には、4時を過ぎていました。そして、昼間の3時にお昼寝して、ずっと起きなかった息子が3時に起きてきて、興味津々で一緒にご機嫌でお手伝い。クッキーづくりって大変!でも、時間を忘れて没頭する、甘く幸せな時間です。
今回のセレクトは、庭のラズベリーのジャムを挟んだクリスマスに欠かせないクッキー、クルミのクッキー、バニラクッキー。どれもスイスのレシピで。今年お世話になった方々に、少しずつですが心を込めて作り、ささやかなクリスマスプレゼントにしました。
もうひとつの楽しみでもあるのがラッピングです。どの袋にするか、ヒモにするか、あれやこれや悩みながら、差し上げる方の笑顔を思い浮かべながらの作業は心おどるひととき。
今日は塩尻産のラ・フランスがちょうどいい具合に熟れていたので、シナモンを入れた赤ワイン煮にして、夜ご飯のお呼ばれのデザートに持っていきました。