秋晴れの朝に

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ここ何日かで、朝晩の気温が10℃を下回り、すっかり秋らしくなりました。慌ててフリースやコートを引っ張りだしてきたものの、昼間は20℃以上になり、体はついていけず風邪ぎみです。
今朝のシュピの散歩は、お下がりでもらったRADIO FLYER のしっかりとした四輪車で。特にゴミ出しの日には、息子にシュピにゴミに、と一度に済ませられるので、とても重宝しています。朝露や朝もやの秋景色がまた美しいこの頃。風邪なんかひいていたらもったいない、美しい季節です。

山屋の秋

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9月の山屋の前庭は趣があって好きです。タカノハススキ、白い萩、白ミズヒキ、様々なグリーン…。まだ暑さが残る9月(写真も9月上旬撮影)に爽やかな秋を感じさせてくれる白とグリーンの秋の草花。数本切って、床の間や土間に生けても素敵です。

ひまわり

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山屋のひまわりも、そろそろ終盤。今年は去年のこぼれ種がたくさん芽を出し、ひまわり畑のようでしたが、咲いていみたらほとんどが黄色系で、魅力的な赤花が一株しかなかったのが残念でした。それでも、こんなふうにぜいたくに家に生けられる花があること、幸せに思います。
ひまわりのキャニスター(四つセット)年前くらいに、留学中の友人を訪ねてロンドンに行った時に、リサイクルショップで一目惚れ!しかも半額セール中!すでに色々買っていたので、持って帰れるかどうか悩みましたが、友人が「持って帰る荷物に入らなかったら家に置いていっていいから」と言ってくれたので、買ってきました。執念でスーツケースに重たいリサイクル品や本を詰め込んで規定の10数キロオーバーで、なんとか成田までたどり着くと、タイミングを見計らっていたかのように空港の自動ドアを出た途端、スーツケースの車輪が一つとれました。残念ながらそのスーツケースとは三度ほどしか一緒に旅することができなかったけれど、数多くの思い出の品を運んでくれました。このひまわりのキャニスターを見る度に思い出す、思い出もまた宝物です。

夏の恒例イベント

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ブログ更新もなかなかできないほど、毎日忙しくしています。おとといは、にぎわう原村の朝市出店後に、直売所へガーデンブーケと二色のいんげんの出荷。そして家族、親戚、友人が来ていたので、明るいうちにガーデンバーベキューをしました。やっぱりガーデンバーベキューは昼間やるほうが気持ちいい!
とれたて夏野菜のグリル(お気に入りは焼きトマト!)お肉、イカのわた焼き、さんま…最近、主食にはシンプルなリゾットが美味しくて、今回は古代米とカリフラワーの紫リゾットにしてみました。

そして!夜は原村の‘星空の映画祭’へ。この日の上映作品は「キツツキと雨」。南木曽が舞台でもあるこの作品は役所広司演じる木こりと、小栗旬演じる映画監督の笑いを誘うほのぼのストーリーでとても良かった。
野外ステージのため、途中から雨に降られ、テントの下に入りましたが、晴れていると星空が広がって最高のステージになります。
なんと!途中から、主演の役所広司さんも一緒に鑑賞していたらしく、最後にごあいさつがあり、更に感激しました。今年の映画祭の開催はあと十日で終了。もう一度、他の作品を観に行けるかなぁ

毎日少しずつ

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毎日少しずつ、野菜が収穫できるのは、本当にありがたいこと。スティックセニョール、万願寺とうがらし、伏見とうがらし、紫とうがらし、バナナピーマン、ミニキュウリ、ラディッシュなどなど、保存がきくもの以外は、様々な種類の野菜を家で食べきれるくらいの量作るのが理想です。そのためには細めな栽培管理が必要で、なかなか思い通りにはいかないけれど、志は高く!暑さや忙しさに負けずに頑張ります。

リトルファーマー

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我が家のリトルファーマーは働き者!一丁前に道具を使って、暑くても、雨が降っていても、毎日庭や畑仕事に一生懸命です。「よいしょ!よいしょ!」と呟きながら、立ち止まることもなく…
シュピのお家(家主は全く興味ナシ。)にも「コン!コン!いないねぇ」と言いながら、お邪魔してました。最近、毎日のように雷雨があり、こんな時期に夕立ちなんて、これも異常気象でしょうか。植物は潤い、雑草も抜きやすくなってメリットもあるけれど、雷が大嫌いなシュピは何時間も前から気配を感じるのか、草とりをする私の邪魔をするかのように、ガタガタ震えながら草の上に座ってみたり、脚の間に入ったり、始終ぴったりくっついていました。

くりきんとんの間

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皆が不思議がる山屋の‘くりきんとんの間’の由来は甥っ子に書いてもらった書き初めにあります。雪見障子から光が射し込む床の間が殺風景で、でも中途半端な掛軸も嫌だし、はて何がいいかな…と考えた結果、お習字を習い始めた甥っ子が冬休みに山屋で書き初めをするというので、ついでに何か書いてもらうことにしました。そして閃いたコトバは‘くりきんとん’!時期的にくりきんとんが登場することもありましたが、何より栗には目のない私。(粟と栗を読み間違えて落胆したことが幾度あることやら…)大好物の栗で、文字数も格好がつく、くりきんとんに決まりました。これを書いてくれた小学一年生の甥っ子も、もう五年生!すっかり字も上手になったけれど、私はこのころの力強く味のある字が好きです。「まゆちゃんへ 一年 りんたろう」という気の抜けた小さな字もまたよし。いつまでも飾っておきたい山屋のお宝です。

こどもの日

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連休中、姉と子どもたちがきていました。子どもたちは裸足で畑を走り回ったり、落とし穴を作ったり、庭でバーベキューしたり。都会ではなかなかできないことをして、皆いい顔をしていました。息子もヨダレがでっぱなし。甥っ子が妹とうちの息子を一輪車に乗せて散歩していてビックリしました。息子はマイ一輪車が自在に使いこなせるようになり、一人で「よいしょ、よいしょ」と庭中歩き回っていました。庭の子ども会議では、何を話していたんでしょう…

嬉しい来客

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静岡の友人が久しぶりに来てくれたので、数人集まっての即席ディナー。その友人がお土産にくれた、イタリア産のオリーブの葉っぱの形をした、ホウレン草のパスタに感激!チキンボールとパプリカ、ホウレン草、スナップエンドウのトマトソースにしたら、色鮮やかで好評でした。七種の野菜のスープと、アボカドと硬豆腐のサラダ。それに、デザートは昨夜生地を仕込み、今朝焼いておいたバナナのタルト。昔アルバイトしていたビストロでデザート用に買い取ってもらっていたこのタルトを思いだし、急に食べたくなって久々に作りました。今回は贅沢に台湾バナナ(普段はフィリピンバナナの三倍位のお値段ですが、完熟でお安くなっていた!)を使い、濃厚なのに優しくペロリと食べられてしまうタルトが焼けました。楽しい会話が弾む食卓は、それだけで美味しくて幸せな時間。あっという間に時が過ぎてしまいます。

オレンジスライス

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今まで、リースなどを作るのに、ドライフラワーの素材として乾燥させたオレンジの輪切りを買っていました。(外国産で、ショウノウ臭く、いいお値段。)今年は友人の家のオレンジをたくさんいただいたので、食べる度にちょっとずつ両側をスライスしてザルに広げてみたら、きれいなドライが出来て、嬉しくてせっせと作りためています。実は、冬場は家庭でのドライフラワーづくりに最適なんです。乾燥している上、ストーブなどの温風で、花材が豊富な夏よりもきれいに仕上がります。山屋は現在、乾燥中の素材があちこちにあり、上空が賑やかです。